毎年、ゴールデンウィークと夏休みは旅行に行きますが、今年は11月にムー教授と二人の時間がとれたので、和歌山県に行くことにしました。
新横浜でかんぱーい。まあ、道中は長いので、のんびり行こうね。
おつまみは横浜チャーハン。朝ごはん食べてないし。で
お昼になったので、またまたかんぱーい。車内のワゴンなので、ちっちゃいビール(普通といってもよい)
駅弁はムー教授のわっぱめし
私の名古屋コーチンのお弁当。途中で取り替えました。
で、ここはどこかというと、那智神社です。
那智の滝はすばらしいスケールでした。で、ここから山登りだよ。ええっ? こんなお天気なのにい?
ほらあ、霧で煙ってるし。やめよーよ。
押し切られて登りましたが、なーんにも見えやせんのじゃ。
観光バスがついて、人がいっぱいになりました。そりゃー、あーたたちはバスだからいいよね。こっちはたいへんだったんだからね。
でもいいことがありました。参道にある硯のお店、山口光峯堂というお店に入ったら、磨ってみませんか? と言われ、磨ってみたら、それはそれはすばらしい磨り心地だったのです。小さいものだけでしたが、買っちゃいました。中国の硯に負けていませんよ。来年の書道テレビの雄勝硯の番組で、日本の硯を紹介したくなりました。
で、夜になって
ガイドブックやネットで紹介されているお店がイマイチだったので、地元の方でにぎやかなこのお店に入りました。「いちりん」です。
お酒はなんにしますか? 那智の滝というのにしてみよう。食べるのは・・・、と考えていたら、伝票を渡されました。これに書いてください。おお、それはお店の人は楽かもしれないけど、東京にはこういうお店はありません。和歌山県は偉大だ。
ムー教授の字はしっかりしてるなー。(私とは大違い)
これが「那智の滝」です。いきなり二本頼んじゃいました。
かんぱーい。今日は疲れたけど、いいこともあったなあ。
なかなか美味しいおさしみでした。まぐろがいいね。
米なすの田楽はおしゃれです。
たらの白子はないかな、と探したら、ありました。ただしタコ焼き。タコのかわりに白子が入っています(汗)。でもこれはこれで美味しいんですねえ。
ぶりかまの塩焼き。なかなかのもんです。
次のお酒はなんにしようかな。お店のおねえさんに相談したら、これをすすめてくれました。ちょっと甘めだけど、なかなか美味しいお酒です。
かんぱーい。
あなごのてんぷら。
いくらの軍艦。これで今夜はおしまい。
翌朝、紀伊勝浦から電車に乗ります。
車窓からは美しい海の風景が広がります。
串本駅に着きました。向かうのは、今回一番の目的地。
無量寺です。ここには応挙蘆雪館があって、そこには複製が展示されていて、収蔵庫に本物があります。これがすばらしい! ルネサンスだ印象派だと騒ぐ前に、江戸時代の日本にも優れた芸術があるのだということを、声を大にして言いたくなりました。ぜひ行ってみてください。龍虎の襖絵始め、傑作が見られますよ。
お昼はここで伊勢海老を食べます。
伊勢海老の活き造りは、自分でエビを選びます。ムー教授が選んだのは630グラムなり。
まずはやっぱりかんぱーい。前にさっきの伊勢海老がいます。
これですよ。さっきまで生きていたエビが、おいしくないはずはない。
みそだって、ちゃんとあります。こんなぜいたくしちゃっていいのかしら、とあたりを見回すと、これ食べてる人は結構いました。あはは。
伊勢海老のちらし定食。
伊勢海老の味噌汁定食。とっても美味しゅうございました。
ここに来る人のほとんどは車です。でも私たちはそうじゃないのでたいへんです。ここは島なので、タクシー会社はありません。歩くっきゃない。
もっと飲まなきゃ歩けないよー。で、かんぱーい。 続く。