岡倉天心の東洋美術思想と、比田井天来の書の改革を論じます。
有名な「書ハ美術ナラス論争」を解明します。
史上初の前衛書「電のヴァリエーション」が書かれた場所を訪ねます。
新出土の碑誌を、〈多宝塔碑〉〈東方朔画賛碑〉と比較し、顔真卿の若い時期の書法を分析します。いわゆる「顔法」はいつから生まれたのでしょうか。
天来が提唱し、実践した革新的な臨書とは何か。天来の臨書論の意義をヘーゲルの弁証法を視野に入れつつ、解明します。
4,比田井天来・小琴顕彰「佐久全国臨書展」の開催 天来自然公
長野県佐久市は比田井天来が生まれ育った町です。「天来自然公園」建設や、2021年に10回目を迎える「比田井天来小琴顕彰 佐久全国臨書展」、同じく15回目となる「天来祭り」の歴史をまとめました。
日本の前衛書の光芒 1945年、日本は戦争に敗れ、政治体制
『顔真卿志』(山東人民出版社、1998年)。なお、内容の全く同じものが、『山東省志・諸子名家志・顔真卿』として同出版社から翌年出版されている。
米芾『海岳題跋』巻之一「跋顔平原帖」
西林昭一「顔真卿の字と書法」(『顔真卿書蹟集成』東京美術、1985年)
王澍『論書賸語』(「論古」)
澤田雅弘氏は、一墓誌の書を複数の刻工が分担して制作する例を具体的に指摘している。(萱原書房『国際書学研究/二〇〇〇』、2000年)
何漢儒『書法叢刊』2005-3、文物出版社
劉濤「顔真卿〈郭虚己墓誌〉相関問題的探討」(『書法叢刊』、文物出版社、2002―2)