弘前の北門書道会
2019年2月8日
1月19日に、弘前の北門書道会新年会にお邪魔しました。

上は大正8年に弘前を訪れた時のもの。おっと、私ではありません。中央が比田井天来、左は高橋閑鶴氏、その右上は比田井勇太郎氏(後田中勇太郎)、天来の右上は報恩寺のご住職で、その右は、今泉虚堂氏、現在北門書道会の主幹、今泉良郎さんのおじいさまです。DVD「現代書道の夜明け 比田井天来の生涯」でもご紹介しています。
天来は北門書道会の初代顧問でしたが、天来没後、天来門下の先生方が顧問をつとめられ、現在は私めが顧問をさせていただいておりますので、毎年新年会にご招待くださっています。

前に飛行機で弘前に向ったら、空港が吹雪いていて着陸できず、それ以来、新幹線にしています。ムー教授と一緒なので、ハイボールなぞを買い込み、かんぱーい。

すぐなくなっちゃうので、赤ワイン。幸せ。
実は、高橋蒼石先生も弘前に向っているのですが、一緒だと飲みすぎちゃうので、わざと離れております。懇親会でごあいさつするという大仕事が待っている。

東京駅を出てしばらくはいいお天気です。

だんだん雪国の景色に。

こんな景色、東京では滅多にお目にかかれません。うふふふ、雪見酒❤️

先生方がとっても暖かく迎えてくださり、楽しいのです(すっかり馴染んでいる)。北門書道会は、天来の会書展にも参加してくださっています♡

翌朝のバイキング会場に、ビールサーバーがある! 飲み放題か、と思いきや、別料金です。もう、ややこしいんだから!

やっぱりこうなります。かんぱーい。右端は蒼石先生。やっぱりね、という声が聞こえる。
さーて、これから「高砂」というお蕎麦屋さんに行きます。天来の作品が飾ってあるそう。楽しみ。

人気店なので、開店の11時前に行ったら、あれれ? 静か。

がーん! お休みだ・・・。
でもね、このお蕎麦屋さん、お酒が出ないのです(ちょっと悲しい)。ということは
美味しいお酒が飲めるねって、神様がささやいた♡

その前に観光しなくちゃ。弘前は歴史的な建造物がたくさんあります。
旧五十九銀行(青森銀行記念館)は明治37年に建築されました。

大正8年に天来が宿泊した石場旅館。創業明治12年。当時の面影が今も残っています。

レトロ感いっぱいのお店は珈琲店でしょうか。
ほかにもすてきな教会などたくさんありましたが、前に車がいっぱい停まっていて、雰囲気が出ないので、そちらの紹介はやめて。

雪っ。歩いてみたら意外に深い。(この後ころんだ)

うふふ、手形ではなく指形。かわいい。(そろそろお酒いくか?)

昼間でもやっている郷土料理のお店です。タクシーに連れてきてもらいました。

なんだかくつろげるお部屋です。ふすまをへだてたお隣には家族連れ。地元の方も訪れるお店です。

上の7つが豊盃。上から順番に飲むのだ。

かんぱーい。「ん」と「特別純米」。

イカキモだけの塩辛。塩辛というより、塩漬けしたイカのキモです。これだよね。

津軽といえばこれです。ホタテの貝味噌焼き。おかかがたっぷり。ホタテが美味なのはいうまでもありません。

十三湖しじみの酒蒸し。こういうの大好き。

お刺身の盛り合わせ。全部二つずつなのに、しめ鯖が食べられなかった。なんで?
ムー教授が二つ食べちゃったのだ(怒)。

ここで豊盃第二弾。「純米しぼりたて生」と「純米吟醸」。

地物しいたけチーズ焼き。ジューシーでりっぱなしいたけです。

ほたてとりんごのグラタン。なんとなくチーズ系に行ってしまう私です。りんごの甘味とほたてがあいます。
このへんでお蕎麦にいかないと食べられなくなる。

せいろそばは二枚で1セット。わさびがついてきます。わさび大好き。お酒のおつまみにもなります(ほんとか?)。

豊盃を全部飲もうと思っていたのですが、あと一つにしました。一番高い「純米大吟醸レインボー」。
全部美味しかったので、それぞれ味が違うことしかわからないという情けなさ。でも、いい気持ちで新幹線に乗ります。

最初は雪国。

じょっぱりのワンカップでかんぱーい。

いざ、夕映えのふるさとへ。
旅行して帰ってくると、家が火事で燃えていそうな気がするのは私だけ?