帰省するとそのまま海へ。30分くらい潜り、魚を一匹刺して上がります。

この日の肴は黒バチメ(黒ソイ)です。それを塩焼きでいただきました。夏が旬な魚でこの時期、脂が乗って美味。ただ、脂が乗り過ぎて焼くと脂が滴り落ちてくるので、焦がさないよう付きっ切りで焼きます。本当、これを食べるとまた夏休みに帰省した実感が湧いてきます。

僕の場合、魚を海で刺したら直ぐにエラを切って血抜きするようにしています。魚には申し訳ないのですが、鱗と内臓、また、焼き魚にする場合には頭と尻尾も海中で切り落とします。

こうすれば、内臓や鱗の匂いが鼻に残らないし、キッチンも汚れず食後の生ごみも減ります。頭や内臓、鱗には直ぐに他の魚やイカ、カニが群がってきます。ある意味、エコなのかもしれません。

翌日はキジハタをゲット。これは家族へのお土産にしました。乱獲のせいか?いやまた温暖化で水温が上昇したせいか?ここ20年以上、入江ではキジハタを見かけなくなっていました。

昔は大きな岩の下に潜ると彼等の住処があり、大抵は大きなのが一匹いて、ヒレをパタパタしてこちらを見ていたのを憶えています。

刺身にすると甘く気品があり絶品。また、焼いても、煮ても、味噌汁にしても美味しい。形は同じでも伊豆半島でよく獲れるアカハタとは別物で高級魚の一種です。

帰りに母親から家族へのお土産にと縞海老をもらいました。これは子供達の大好物です。絶品です。

お酒は友達からいただいた地酒のワンカップ。

最後に新作のぐい呑が10客完成。これでパーティーの時にも皆んな同じぐい呑で乾杯が出来るようになりました。