梅も見頃になりました。

桜もいいけど、梅干しが作れる梅もまたよし♬

ということで、本日は梅花の宴。


最初に、隊長(弟です)が育てている山東菜。

我も我もと伸びてゆこうとするこの生命力。

ほかにもナバナとのらぼう菜もみずみずしく育っていました。

このあと、美味しく生まれ変わって登場いたします。


本日のお酒は会津ほまれ純米大吟醸。

右下にちっちゃく天来が書いた「ほまれ」があります。

(「會津」は天来ではありません。)

「ほまれ」の左下に天来の落款(署名)と印があるのは偉い!

書家の字を使うなら、こういう配慮がほしいですね。


かんぱーい。

あれれ、みんな違うぐい呑で、しかも只者ではない美しさ、と思ったあなた、正解です。

輪島塗の素晴らしさを伝えようと孤軍奮闘中の忠兵衛さん(忠兵衛JAPAN)プロデュースのぐい呑なのです。

心のこもったあたたかい雰囲気が、極上の空間を作り出しています。

忠兵衛JAPANのホームページ「輪島塗と螺鈿」はこちら


最初にご紹介した山東菜とホタテのおひたしです。

ホタテはバーナーで軽くあぶり、香ばしいことこの上なし。

お酒が進みます。


ポンカンとささみ、きゅうり、そしてお庭の「のらぼう菜の花芽」のマヨドレ和え。

お肉と野菜と果物を一体にしてしまうマヨネーズは偉い。


牡蠣のしぐれ煮です。

お醤油と生姜で煮てあるので、キリッとさっぱり。

「あおさ」が敷いてあって、磯の香り満載です。

これ、いくらでも食べられちゃう。


かぼちゃの煮物は食べやすいので、晩年、南谷が好みました。

隊長が作るとほっこりと煮えていてやさしい甘み。

これなら南谷だけでなく、誰でも大好きです。


ちょっと見ただけでは何だかわかりませんね。

モッツァレラチーズにオリーブオイルとおかかがかかっています。


これをご飯にのせました。

少し前に隊長が作ってくれたものですが、不思議にあうんです。

へえ、と思ったあなた、ぜひやってみてください。


絶妙の温度管理で作られた極上のローストビーフです。

この柔らかさとしっとり感!

隊長は早くから低温調理に注目し、今やお手の物です。

(私は電気圧力鍋で、1°きざみの温度設定ができないため、断念)


左上は、お庭の「のらぼう菜」、右は「カジキ」の天ぷらです。

小麦粉ではなく米粉を使っているのでグルテンフリー。

サクサク感が半端ないこうばしさです。

カジキは冷凍ではなく、生を使いましょう。


お鍋が出てきました!

「大根だよ」

「え? どこ?」

持ち上げてもらいました。

熱いのをはふはふして味わうと、味がしみしみで柔らか〜い。

冬のご馳走です。


「白菜のクリーム煮食べる?」

わお、お腹いっぱいだけど、ここで断る人はいない。

白菜をジャッと炒めてことことことこと。


生クリームを入れて


あれれ? こうなったの?

香ばしい卵とソースととろとろ白菜がいっしょになると、なんという美味しさなのでしょう。

こういう「中華風オムライス」があってもいいなあ。

みなさんもやってみてください!


米粉で「カントリーマアム」ができちゃった! の巻。

ポロポロ感がまさにカントリーマアムです。

いつまでも好奇心旺盛な隊長なのでありました。


今夜の締めはワインでかんぱーい。

みんな酔っ払っているので、高級なワイングラスは使いません。

割るもんね。


最後に

乾杯のときに手前に写っていた2つの黒いぐい呑は、底に螺鈿がはってあります。

場所によって色彩が変化します。

上の2つはほんのさわり。

お酒を入れるとまたまた変わるんです。

美しい輪島塗をもっともっとご紹介したかったのですが、映り込みが激しく、うまく撮れず・・・。

金沢に工房兼ミニギャラリーをオープンしたそうなので、近い内にお邪魔しようと思います。

詳しいご紹介はそのときに!