いつも応援して下さっている学習院書道部の皆さんが書展を開催しているのでお邪魔して来ました。
梅雨入り直前のありがたい日差し。緑がまぶしい学び舎です。
ここで今日開催されている「オール学習院書展」では、学習院初等科から大学までの全書道部の作品が一同に展示されています。
毎年開催で、今回は6/3-6/4の2日間でした。
広い会場をぐるりと作品が取り囲んでいます。壮観。
たくさんの来場者がいます。
自分の名前を一字、古典名品から取って色紙に臨書しています。
名品との距離がぐっと縮まりますね。
顧問の松岡碧惺先生の臨書指導は、好きな古典を選んでもらうことから始まります。
めくるめく壮大な古典の世界にいきなりダイブするわけですが、何より学生たちがそこで楽しく泳いでいるのがわかります。
弊社の書籍もお役に立てているとのことで痛み入りますm(_ _)m
この屏風、蘭亭序の臨書ですが、1枚1枚書き手が異なります。それなのに見事に調和していますね。
部員のレベルの高さを信頼していなければ出てこないアイデアです。素晴らしい。
臨書に創作に、かなに大字書に、実にさまざまな作品が並びます。
淡墨の作品の美しさは目を引きます。
初等科も頑張っています。私はすでに勝てる気がしません。
コロナ禍によって学生たちも長らく大変な思いを強いられました。
しかしそんな状況でも「書道ならできる」ということがひとつの支えになったそうです。
励まされるような思いで会場を後にしました。
なお、学習院大学書道部のTwitterはこちら↓
学習院オリジナルキャラクター「さくまサン」の群れ。あいにくと売店は休みでした…