横浜も戸塚の里山
秋暮れて 冷えて行く空気に紅葉が冴えるこのごろです。
冷たく澄んだ空気
光の中の草木がとりわけ清冽に鮮やかです。
この森の中にも
“ ヘヘ ”
台湾リス君 本日もどんぐり採集中
ガマズミの実が真っ赤です
木の枝の上で 脚で押さえたエゴの実をつついているのはヤマガラ
実を割って 芯の柔らかいところだけを食べます
さて、陽射しがありがたくなって来ると
きびしい みやが、ひたちと一緒に南側の窓近くに
仙人の勉強部屋にそろそろ炬燵を出そうかと、前日炬燵布団を干して、 そのまま置いておいたら、いつの間にかふたりがその上に。
もともと、この仏間のベランダに面した窓際はふたりの気に入りの場所です。
外を見たいふたりが、障子に自由にズボズボ覗き穴を広げてしまうので、 下の桟二段分の紙を抜いて、素通しにしたのです。
ここから見えるのは空と、概ね道を隔てたお向かいのお家のお二階ですが、 庭に来るスズメやハトや、シジュウカラが、時々空を過ぎります。
いつもはその外の見える窓際の席を争うのですが、 今日はなんと、気むずかしいみやが、先に居たひたちの傍に座って、 場所を共有しています。
やはり、この日なたの暖かさが寛容にするのでしょうか。
こんな位置。
でも、振り返った途端に殴られました。
“ × × …… ”
“ ソコニ イテモ イイケド、コッチ ミチャ ダメ ”
それでも、そばに居たがるひたち君。どんな気持ちなんでしょう。
ちょっと同情してしまいます。