北鎌倉
“ ヨク キタニャ。 トオッテ イイニャヨ ”
屋根の瓦の上の門番猫殿
ホントは番してるんじゃなくて日向ぼっこでしょ
また来ました 北鎌倉
紅葉の季節が過ぎ
残りの柿の実も少なくなって
里山は
野菊や
竜胆や
釣鐘ニンジンや
野の花がひっそり咲く、
静かな冬の景色がはじまりました。
コゲラが檀(まゆみ)の実を食べています。
この間まで熟柿をおいしそうに啄んでいたメジロも
檀を食べに来ています。
ひんやりしてくると、
山茶花の頑張っている感じに励まされますね。
ヤマネコ発見
“ マタ キタニャ ”
この近くでよく会う、おっとりした山住みの猫さん。
“ リスタチモ オトナシクナッテ キタシ シズカダネ ”
“ ヤマーノ ムスメ ロザリニャ〜 ”
いつも ひとり 歌うよ かな?
フニャーとしたやさしい声で口ずさみつつ
ヤマネコさんは落ち葉を踏んで行きました。
北鎌倉臺峰から円覚寺方面を望む
里の秋 齋藤信夫
しずかなしずかな 里の秋
おせどに木の実の 落ちる夜は
ああ かあさんと ただ二人
栗の実にてます いろりばた
あかるいあかるい 星の空
なきなきよがも(夜鴨)の 渡る夜は
ああ とうさんの あのえがお
栗の実たべては おもいだす