羊毛筆を使いこなす
関東の書壇では、羊毛筆を使う方がたくさんいらっしゃいますね。
羊毛筆を使いこなすために、濃墨で半紙に練習してみましょう。ちょっとしたコツがあります。
羊毛筆を使いこなすために、濃墨で半紙に練習してみましょう。ちょっとしたコツがあります。
毎月第三金曜日午後8時からお送りしている「日守菜穂子の書道教室」では、かっこいい字の書きかたと同時に、羊毛筆の使いかたの基本も指導しています。
たとえば、墨の含ませかた。兼毫筆とは違います。
こんなふうに、筆の根元まで十分に墨を入れます。初心者は先だけに墨をつける傾向があるので、要注意。
こんなふうに、筆の根元まで十分に墨を入れます。初心者は先だけに墨をつける傾向があるので、要注意。
そして、筆をつり上げること。
回転運動をするとき、下から上、上から下へ方向をかえるとき、筆をつり上げます。こうしないと、筆がよじれてしまうのです。
回転運動をするとき、下から上、上から下へ方向をかえるとき、筆をつり上げます。こうしないと、筆がよじれてしまうのです。
もうひとつ、たとえば縦画から左上に跳ね出すとき、筆がS字型になります。
次回は、11月15日(金)午後8時から。
こちらがお手本です。添削を希望される方は、テキストについている添削券をお使いください。