京都 花灯路と美食の旅 続編
おなかもすいてきたので、いよいよ祇園の「きたざと」に来ました。今回はここに来たくて京都にしたようなものです。
カウンターの中のご主人はやさしそうな顔で、おいでやす。
さあ、何から頼もうかな、ということで、いっぺんにこんなにたのんでしまいました。お酒はまず澤屋松本の無濾過生原酒。
まず、おあげの焼いたん。厚くて、ふっくらさくさくでおいしかった~。上にかかってる糸けずりのオカカも質がいいぞぉ。
活鯛のお造り、しめてちょうど食べごろになじんでいて、甘みもあって、いい鯛の香りもうれしいな。
小いもの煮ふくめ。見た目はふつうでも、一口かじると濃いおだしの味と里いもの味が、口の中をかけめぐる・・・う~ん!!
タコの造り。プリプリシコシコでタコの味が、うま味が・・・・・。
絶品の焼きトロロです。山イモと玉子と白身の魚のスリ身をよくまぜて、オープンで焼いてあります。まるで山イモのスフレみたいにフワフワ、トロトロでした。二杯目のお酒は、大五郎っていう特別純米なんですが、どこのだろう? でもおいしいね
甘だいの桜むし。甘だいの下にはいい香りの桜の葉っぱにくるまれた、道明寺粉で作ったおもちが入ってます。上にかけた銀アンがもうおいしくて!! 最後の最後まですくって食べました。そのころには3ばい目のお酒、綿屋もからになって、もうおなかいっぱいで、幸せでした。
その後、また夜の祇園をフラフラの一夜でした。
次の日はツアーなので朝から元気に、トロッコ列車にも乗っちゃいました。トロッコの駅から竹の道を通って嵐山へ、この時間はまだしらふです。
これ本当の右近の橘と左近の梅です。あれ? おひなさまのって梅だっけ? この時代、花は梅が主流で桜はもう少しもう少し後の時代なんですって。なるほどね~。しかし、本当におひなさまのおかざりみたいに、四角く囲ってありましたよ。おどろき~。
右は大門寺屋のあぶり餅です。これは清涼寺の境内にあるお茶屋の名物です。うす甘くて、あべかわもちの一口サイズみたいでしたが、意外にビールとおにあいでした。
嵐山には、八ツ橋の店が3軒ならんでいました。元祖とおたべと夕子・・・どの生八ツ橋も同じ味に感じるのは、酒のつまみにならんと思っているからかな?
夕方に、京都駅でお疲れさまビール。京都の地ビールでかんぱ~い。ちょっと甘い感じでおいしかったな。暗くなる京都タワーを見ながら、あー疲れたけど、おもしろかったなあ~。
牛ヒレの香味焼き。やわらかくておいしかった。スパイシーオロシソースって感じかな。
トーフのグラタン。トーフは大きめで、ソースはマヨネーズチックだったけど、トーフ自体の味がおいしくて、バランスよかったな。疲れてもしっかり飲むぼくたちって・・・・・スペインの赤です。
トーフとえだ豆とエビのすり身あげ。上にささってるのはトロロコンブのカラアゲ。パリパリで、だんだんコブの味がしてくる。これはおいしい。
最後はカニタマのメンタイアンカケなんだけど、味見したらあまりのおいしさに、写真とるのわすれてこんなに食べちゃいました。メンタイアンはカツオダシの味なんです。
こんなふつうの京都のチェーン店が、こんなにおいしくて安いのにおどろき~~!!でした。
そして帰りの新幹線で、またまたこんなのを飲んでます。ハハハハ。
そして駅地下でたくさん買ったけど、もう食べられないから、帰ってみんなで食べようっと・・・ということで、この旅も無事におわりました。
次はもっと西の方へ行きたいな~なんて話が・・・・・。
なんとまあ、よく飲み、よく食べること。さすが隊長だなー。