手のつかぬ月日ゆたかや初暦
2017年1月20日
もう松も取れ、お正月から通常モードに完全に切り替わりましたが、
遅まきながら、新年おめでとうございます。
手のつかぬ月日ゆたかや初暦(吉屋信子)
お正月になると、大変お世話になった、今は亡き東根琴雪先生から伺ったこの句を思い出します。
そして新年、床の間にはやっぱし天来先生♪
私めの新年は、
元日、怒涛の親戚連のお年始に始まり、
二日に初詣で鎮守の八幡さま、池上のお祖師さま、浅草の観音さまとハシゴをします。
最後の観音さまで、一年の指針にとおみくじを引かせて頂くのです。
さぁ観音さま、今年はどうでしょう? と、ジャラジャラ!
な、なんと「凶」!!
初めての凶!
何だか意気消沈の新年を迎えてしまいました(^_^;)
もう最悪です。。。
さてさてそれから1月4日は天来先生の御命日!
私めもお参りに、初参加の青学書道研究部の笠井さん、脇さんとお伺いいたしました。
建長寺の前に旧書学院跡へ
修復された華蔵院本堂
天来先生の墓前で読経前のお掃除中のみなさん♪
ちなみに左下の頭は柳家燕弥師匠。
この後、頭が僧籍っぽい? って訳ではないのですが、
ソーセキ顧問を導師? に、一同で般若心経を一巻!
お参りが済んだ、桑原翠邦先生がお書きになられた天来先生のお墓。
本堂参拝後、上田桑鳩先生が書かれた「比田井天来先生碑」へ。
吉野大巨先生が解説をして下さいました。
それから小町通りで新年会!
お世話をして下さる別府史風先生がお持ちになられた天来先生の作品を拝見したり、
ソーセキ顧問の愛弟子、柳家燕弥師匠の落語を堪能したりと盛り沢山のなかで、
たっぷりとお酒を頂きましたので画像を撮るのを忘れてしまいました(^_^;)
その後は何次会まで行ったのだろうか・・・。
墓参の後のタップリのお清めで「凶」は消えたと勝手に思ってはおりますが、
さて如何に?
初暦知らぬ月日は美しく(吉屋信子)
あー今年はどんな年になるやら。