2014年7月30日

比田井天来展 春日井市道風記念館

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平成26年9月5日(金曜日)から10月19日(日曜日)まで、春日井市道風記念館で特別展「比田井天来の書」が開催されます。


愛知県春日井市は小野道風生誕の伝説が残る場所。ここに建てられた「春日井市道風記念館」は、全国でも珍しい書道専門の美術館です。

東風記念館.JPG
佐久市立天来記念館の協力によって実現するこの展覧会では、二度の講演会が行われます。

第1回講演会 

日時  平成26年9月6日(土) 午後1時30分~3時
講師  比田井和子(天来書院社長)
演題  比田井天来―書は芸術であるか
 

第2回講演会

日時  平成26年10月12日(日) 午後1時30分~3時
講師  田宮文平(書評論家)
演題  比田井天来と「現代書」の展開

私の演題は「比田井天来ー書は芸術であるか」。
天来は、「書は芸術である」と主張しましたが、その根拠はどこにあるのでしょう。今、「芸術」という概念は西欧的だと思われていますが、天来が考えていたのはそうではなく、『書譜』のような伝統的書論にもとづくものでした。同時に「臨書」という学書の方法論と一体になり、西欧とは一線を画する独自の哲学を展開したのです。
作品やスナップ写真、動画などを使い、わかりやすく、そして楽しくすすめたいと思っています。(ほんとです!)

最後に、小野道風と比田井家との関係ですが

小琴臨書する.jpg比田井小琴が臨書しているのは、道風の「屏風土代」です♪

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