2014年6月11日

草書の覚えかた 人気です♡

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先週、毎日新聞に「草書の覚えかた」と「般若心経の名品」の広告を載せました。今週になって、注文の電話をたくさんいただいています。





「草書の覚えかた」は、地味ながらとても人気あるロングセラーで、実はアマゾンでも大人気(在庫切れになってる・・・)。書道だけでなく、古文書関係の方々が喜んでくださっています。

草書って、どうやって覚えていますか? ぐにゃぐにゃして、「字とは思えないっ」と怒っている人もいるかも。
昔の人も最初は苦労して覚えるみたいで、比田井南谷は英単語を覚えるときのカードに「真草千字文」を書いて覚えたそうです。
でも、基本から順に覚えていけば、草書克服も夢ではありません。

01 目次.jpgまずは目次。こんなふうに、文字のくずし方を分析して、体系的に覚えられるように工夫されています。

02s千.jpg楷書と草書では、筆順が変わります。「千」という字は縦画が先になります。「年」も同じ。

03s犬.jpgもう一つ、筆順が変わる例。犬など、最初は右上から左下へ。草書で書きやすいように筆順が変化するのです。

04s目.jpgまた、同じ形でも、パーツとなる位置によって変化します。「目」はこんなふうに、いろんなふうにくずされます。

05s近似の字.jpg草書の形は似ているのに、実は別の字、ということも多いんです。「書」と「出」、「寸」と「才」など、間違えやすいですね。

06s近似の字3字.jpgここには、似ている3字がまとめられています。ともかく覚えるっきゃないです。

07s同形異字.jpg最後は、同じ形なのに、実は違う字。アバウトっちゅやーアバウトです。ちなみに草書は「真草千字文」からとった文字が中心です。

というように、草書の原理がわかるので、読むだけでもためになります。
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