2009年3月25日
点線のヴァリエーション その3
1月22・29日の点線のヴァリエーションその1・2では、篆・隷書に現れる点線を観察し、梧竹独特の点線が、金文の学書とともに展開することを検証し、点線が早い時期に楷書の中にも出現することを見出した。そして、ついには草書にもおいても随所に点線が出現することになり、梧竹の各書体すべての書線が点線によって成立するに至ったのである。
2009年3月19日
連綿草書-その3
眩(めくるめく)ということばを文字たちで表現したような、ハイテクをぎっしり詰め込んで、生彩あふれる一幅、「早起即事」と題する自詠詩である。伊東卓治が懐素以上といったのも、このあたりに由来するのだろう。
2009年3月11日
連綿草書 その2
2009年3月 5日