孝経12幅対(その3)----自然の形

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「孝経12幅物語りのつづきをもう少し」とリクエストをいただいた。調子にのってもう1くだり。

「孝経12幅対(その3)----自然の形」 つづく

孝経12幅対(その2)----孝の字

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梧竹といえば風変わりな文字を書くというイメージをもっている人があるが、それは偏った一面観だ。「孝経」の本文49字、落款15字、華やかに輝くような12幅だが、1字1字は(梧竹には例外的といっていいほど)坦々とおだやかで、いわゆるデフォルメした文字もない。バリエーションはごくひかえめに抑えた自然な形にまとめている。

「孝経12幅対(その2)----孝の字」 つづく

孝経12幅対(その1)----書と踊りのコラボ

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3年前の梧竹展に2人の青年が来観した。孝経12幅対の前で手をかざし、ひらひら動かしたり、いろんな身振りを試みたり、熱心に鑑賞。「書道をやっているの?」と声をかけたら、「いいえ、踊りをやっています、梧竹先生の書からいろいろと教えられるので、毎年勉強に来ています」。書と踊りのコラボレーションは初めてで、新鮮な感動を覚えた。

「孝経12幅対(その1)----書と踊りのコラボ」 つづく

朝遊詩書圃−−ポイントは目の高さ

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明治神宮での梧竹の会東京セミナーのあと、感動のお便りやメールをたくさんいただいている。それほどに皆さんが感動されたのはなぜか。美術館の展覧会のようにガラス・ケースに遮られることなく、梧竹の書のシャワーに直に接したことだ。そして、お床に掛けて坐って観るという本来のシチュエーションだったことも見逃せない。

「朝遊詩書圃−−ポイントは目の高さ」 つづく

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