2009年4月30日
跳筆―折り目書法
2009年4月23日
79歳の一行書
2009年4月16日
高人自与山有素
2009年4月 9日
風竹の図
2009年4月 2日
空眼―『内閣秘伝字府』のこと
明の黄ゴウ・黄鉞兄弟『内閣秘伝字府』の翻刻本が、わが江戸時代に流布された。永字八法を書の基本として72法に展開し、その名称や筆法を解説したものだ。なんと梧竹が晩年にこの本の解説書をつくろうとしたらしく思われる。自由奔放ともいいたいほどの筆をふるった梧竹がこんな伝統的な鹿爪らしい本をと、信じられないような話だが、現に梧竹手書きの原稿(らしきもの)が私の文庫にある。