一年で一番寒い時期を迎えています。昨日が大寒(だいかん)の入りでした。
白々した空の上には 雪が溜まっているような。
北国は大雪です。 中国地方も大雪です。
そんな大寒の空の下、
冬枯れの景色の中に、梅は早くも花の季節です。
寒い時期といっても、生きている私たちに 毎日は淡々と続いています。
青い鳥も 春を待っています。
枯れ木が似合うモズ(百舌)も
“ ヨンダ?”
寒いね 空を通る風が冷たい
“ コンコン キツツキ コンコンコン ”
そして おなじみの台湾リスも
“ ヘヘ ”
何か いいもの あるのかな
“ チイサイ 木ノ実 トカ ネ ”
無心に毎日を生きているだけ なのが 清らかに思える
寒の風の中
紅い花も
そして、この猫さんは
お寺の境内で なにやら イソイソと動き回りながら
駐車場にいて
職員さんでしたか “ ニャ ”
寒梅 新島襄
庭上一寒梅
笑侵風雪開
不争又不力
自占百花魁
庭上の一寒梅
笑つて風雪を侵(をか)して開く
争はず 又た力(つと)めず
自(おのづか)ら百花の魁(さきがけ)を占(し)む
庭先の一本の梅の木、
風雪にまけず、笑うがごとく花開く。
人と競うのではなく、また気負うのでもなく
それでいて、おのづから多くの花の先頭に立っている。
“ オヒサマ アッタカイネ ”
一間半の幅、床から天井までの高さの広いガラス戸なので、
本しかない我が家の居間は お日さまのお蔭で明るく暖かです。
その居間のソファの 一番暖かい庭寄りの一席は猫シートです。
赤いにゃんこ模様の敷物は 結婚して 今はこの家には住まない息子の置き土産。
始めはみやの指定席でした。
“ 亀チャン マクラデ オヒルネ スルヨ ”
いつのまにか、ひたちがアヒルチャンとくつろぐ場所になっています。
こういうとき、みやは だいたい仙人の 勉強部屋の 炬燵にいるのです。