暮れというには たしかに暖かい12月です。
木の上に あれは
落ちないでね。
陽射しに、リスもお昼寝する暖かさです。
“ ドングリ ドングリ ”
遊んで 食べて 貯めて 昼寝して
せっせ せっせ のリスたちにも 年の暮れ。
巷はクリスマスも済んで、時は淡々年の瀬に向かっています。
今年もいろいろなことがありましたが、このあと数日 穏やかに暮れてゆきますように。
“ クリスマスガ オワルト イチニチノ スギルノガ 早イッテネ ”
“ キノセイ キノセイ”
それは そうなんでしょうけど
“ デモ コノオ家ハ オオソウジ イソイダ方ガイイネ ”
みやちゃん 手伝ってくれないのに
“ テツダッテ イイノ?”
“ オテツダイ シヨーカ… ”
いや 結構です
ふたりの活躍で穴だらけになった階下の勉強部屋の障子を張らなくては と気にしていたのですが
ふと その外に見える庭の端に
かわいい姿が
あの子は だれ
“ オサンポニ キマシタ ”
ついに、ここの庭にも散歩のお客が訪れました。
いや、今気がついただけで、実は以前から立ち寄ってくれていたのかも しれません。
障子の穴の意味を改めて考えました。
この猫さんは坂の下のお家の兄弟にゃんこです。
もう大人の大きさをしていますが、仲良く連れ立って駆けて行くのを 何度か見かけました。
今日は ひとりなの?
黙っていましたが、ニッコリしてゆっくり生け垣の外に出て行きました。
よい 年の暮れです。