それは8月のことでした。二ヶ月も前のことになってしまいましたが、写真がたくさんあるので、時間があるときにしかアップできないのです。今日は久しぶりにのんびりできたので、福井旅行をご紹介します。
いつもの通り、まずはこれからです。かんぱーい。車内では売っていないロング缶。お酒に関しては計画性がある私たち。
車窓からはこんなのんびりした風景が広がります。お米が色づいてきています。
着いたのは武生駅。旅館の人がここに迎えに来てくれることになっているんです。お昼食べなきゃ。
おそばにしました。ま、普通のやつね。
蔵の辻っていうところ。この付近は江戸時代以降、関西から北陸への物資の輸送の中継点として栄え、商人の蔵がたくさんあったのですって。白壁と黒い屋根がシックです。
北川医院は歴史を感じさせる建物です。
この建物もおしゃれです。
有形文化財に登録されています。やっぱりね。
この付近には、おもしろい看板もたくさんあります。なんと存在感のある文字でしょう。
この看板もおもしろいでしょ。レトロ感満載。
六朝風ってやつですわ(ほんとか?)
突然ですが越前海岸です。泊まったのは絶景夕陽の宿、料理旅館平成。「夕陽」という言葉に弱いのです、私。
夕陽の前にちょっとお散歩。これはムー教授撮影。
これもムー教授撮影。なんなんだか。で、夕陽はやっぱり旅館から見なきゃ。ということで帰りましたが。実はこの日の天気は曇り。迎えに来てくれた人に「今日は夕陽無理ですよねえ」と言ったら「でも、雲の合間から、ってこともありますからねえ」。ほんとかいな。
ややっ。雲が切れている。合間ってやつか。
すごい。私たちってなんて幸運なんでしょう。
海面に紅の道ができました。なんてきれいなんでしょう。
赤く燃える空には黄金のすじが現れました。ちなみに夕陽もムー教授撮影。Iphoneは負けてしまった・・・。
宿ご自慢の夕食です。上は蟹がメイン。
下はあわびがメインのコースです。
しかも鯛の活き造りがつきます。二人で完食は絶対無理。
一番のお気に入りはこれです。焼き毛ガニ。みそがたまらない。(あれれ、乾杯の写真がない)
翌日は越前鉄道に乗りました。かわいい列車です。
車内では、きれいなお姉さんが歌、はないけど、いろんなことを教えてくれます。
1日フリーきっぷを買うと、恐竜博物館入館券にもなります。そうです! 今回の旅の目的は恐竜です(なんてこった)。
おお! どこの美術館? と思わず言ってしまうぐらい、モダンな空間が広がります。設計は黒川紀章。
いきなりこんな恐竜がお出迎え。
きゃー、凄すぎる。
とにかく、恐竜たちがリアルなんです。福井県ってすごい。
ムー教授一押しは始祖鳥。唐揚げみたいなんだけど。唐揚げといえば、お昼なに食べようか。
お寿司にしました。与志美と書いて「よしみ」。勝山駅から歩いてすぐです。
秘之一本気は、勝山市の、それも限られたお店にしか置いていないお酒です。かんぱーい。
まずはお刺身。
握りをちょこっと。何かおつまみを作りましょうか? とご主人。お願いしまっす。
さっとあぶったいかに、おいしい「ツメ」が添えられています。
このあなごが絶品でした。そして、ご主人や奥様とお話ししているうちに、驚きの事実が発覚。奎星会は福井県ご出身の方が多いなあと思っていたら、なんと、玉村霽山先生の奥様のご実家だったんです! それからはお話がはずむのなんの。書道界のみなさま、勝山の与志美寿司さんに行きましょう! おいしいおすしとお酒が待ってますよ。
最後に中とろとうにの握りで締めました。で、午後はどこに行こうか? とりあえずタクシーに乗ったら、勧められたのが
やっぱりここでしょ。永平寺。
磨き上げられた廊下。
磨き上げられた階段。修行が大変なんだろうな。(掃除なんか目じゃないぞっ。と怒られそう)
夕食は、天然鮎に惹かれてここです。錦輝。
あるぞあるぞ、鮎の塩焼き。
かんぱーい。
おさしみ。
最初の日本酒。
鮎です。色が違うなあ。もちろんとっても美味です♡
うには塩うにでした。これって日本酒にあうんです。
モッツァレラチーズのしょうゆ漬け。
お店の方が写真を撮ってくれました。・・・酔っ払っている・・・。
翌日は橘曙覧記念文学館へ。
いい石碑がありました。ここに行こうって言ったのはムー教授。行ってよかった♪。こんな時、ムー教授と結婚してよかったなあ、と思うんですよね。
次に言ったのは福井市美術館。手塚治虫展を見ました。手塚治虫は私が一番好きな漫画家なのですが、あれだけの仕事の裏には、すごい苦労があったことを知りました。テレビアニメを作る時、制作費をおさえるためにいろんな工夫をしたそうです。努力はむくわれる。
帰りの電車の中です。
おつまみは、福井名産の「へしこ」。これはなかなかのもんです。
かんぱーい。電車の中ではワンカップが最高ですよ。楽しかったね。
いくら時間があるとはいえ、かくのごとき長編ブログを書いてしまった私をお許しください。最後まで読んで(見て)くださってありがとうございました。