2008年5月27日

久しぶりの大学書籍売店訪問1

風薫る初夏の日、専門書販売研究会の面々と都内の大学書籍部を久しぶりに訪問をすることになった。
M大学に始まり、A学院、T大の各書籍売店をたずね歩いた。各自自社の商品の売り込みが目的であるが、最近の大学書籍部の売り場の実情を見て歩くことを主眼にした今回の訪問となった。教科書の販売も一段落し、担当者も少し余裕ができ、われわれの訪問にも応対してくれた。最近の大学の書籍売店は人文系の教養書が少なくなり、雑誌、文庫新書、ライトノベル、そして就職対策ものを中心とした揃えになっている。ロースクールのある大学は法律書が充実して入るが、全体として書籍コーナーは縮小気味である。ましてや書の棚は皆無である。きれいな字を勉強する書籍がまるでない。ワープロ文字の時代で、「書」への要望がまるでないのか? その関係で「書」棚すらない。それも仕方がないか。と思いつつ最後の訪問の國學院大學生協書籍部を訪問。なんと書の棚があるではないか! それも大半は天来書院の書道書で埋められていた。感動しつつ、そのコーナーの写真を撮る。それもなんと、田村南海子著「きれいな字を書く秘訣」が平積になっていた。それも南海ちゃんの顔写真入のポップも立っていた。佐藤記

KC390045a.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

banner002.jpg

 にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へ

 

同じカテゴリの記事一覧