緑が鮮やかさを増す季節になりました。

赤く稔った桜の実が新緑に映えます。

透きとおる赤いさくらんぼを小鳥が食べに来ています。
鵯(ひよどり)
椋鳥

“ ヘヘ ”

よく見ると リス君も赤い実を食べています。

里山には 人にも知られず 藤が盛大に咲き おわり
足もとに密かな花が次々ひらくころ

きんらん

きんらん

ぎんらん

おおあまな
おおつるぼ
しゃが

蝶々もひらひら

ここ 北鎌倉の浄智寺では

書院の 庭に面した縁側に

職員猫のジョーチ君が きょうもお勤め中

“ チェック チェック”
毛づくろいしながらも 気になる物音は 聞き過ごさない

“ キョウモ ヨシ!”
いつも 点検 ごくろうさまです

ゆるゆるながら お勤めを怠らないジョーチ君です。
“ ソウイエバ ブンガッカンノ バラ サイタ ッテヨ ”
浄智寺は鎌倉五山の第四位の古刹。
日々お詣りの人が絶えません。
訪れる人の 四方山話をかしこく聞いていて、
ジョーチ君は情報通です。
ときどき耳寄りなお話を聞かせてくれます。
長谷の山蔭、鎌倉文学館の薔薇園が季節を迎えるようです。
ネコとなかよくしておくことは サンポ人の極意でございます。
恒例の「バラまつり」の今年の開催期間は
5月11日から6月10日までとのことです。
鎌倉文学館 2018/5/2





薔薇の詩歌の御紹介は「季節に映ることば」のページで改めてお送りします。
※本ページの薔薇はすべて鎌倉文学館薔薇園 2018/5/2撮影