比田井天来

天来祭り

天来自然公園の完成を記念し、天来・小琴と門流の歩んだ道を振り返り、現代に活かすことを願って、翌年、第一回天来祭りが開催されました。主催はNPO法人未来工房もちづきで、地元の食材を使った素朴な料理でもてなしてくれるのも楽しみの一つです。

第1回天来祭り 2007年5月12日(土)〜13日 かすが荘
トークショー 天来が愛した故郷
田宮文平・比田井和子・ほか
揮毫会
渡部半溟・石飛博光
リコーダーとピアノ演奏
比田井裕・仲宗根香子
はがき・色紙展
天来祭り
石飛博光 渡部半溟
第2回天来祭り 2008年9月20日(土)〜21日(日) 駒の里ふれあいセンター
揮毫会
田岡正堂・堀吉光・梶田越舟・石原太流
筆供養
講演会 天来を知る・鑑定のポイント
石井久吾
同時開催 天来門流展
9月16日〜21日 佐久市望月市庁舎
田岡正堂 堀吉光
石原太流 梶田越舟
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第3回天来祭りTOKYO 2009年9月27日(日) アルカディア市ヶ谷
シンポジウム 天来の臨書・門流の臨書
石原太流(徳野大空) 鈴木一敬(金子鷗亭) 鈴木風允(石田栖湖) 高橋蒼石(比田井南谷) 玉村霽山(上田桑鳩) 千葉蒼玄(大沢雅休) 山中翠谷(手島右卿) 渡部半溟(桑原翠邦)
チャリティー はがき展
天来祭り
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https://www.shodo.co.jp/blog/hidai2009/2009/09/post-130.html
第4回天来祭り 2010年10月11日(月) 長野県佐久創造館
  • 新佐久市5周年記念特別展「現代書道の父・比田井天来」見学
    揮毫会と高校生によるパフォーマンス
    渡部會山・大石千世・吉野大巨
    望月高校・野沢南高校・飯田高校
渡部會山 大石千世 吉野大巨
天来祭り
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https://www.shodo.co.jp/blog/hidai2010/2010/10/4-2.html
第5回天来祭り 2011年10月22日(土)〜23日(日) 駒の里ふれあいセンター
  • トークショー「書が生きるまちに」
    田宮文平・川村龍洲・柳田清二(佐久市長) 司会・比田井和子
    この日、長野新幹線が遅れ、田宮文平と比田井和子が1時間55分遅刻したため突如メンバー変更。吉川徹(NPO法人未来工房もちづき)と小林一夫(天来記念館館長)が加わり、トークショーが行われました。
    高校生による書道パフォーマンス
    望月高校・野沢南高校
    みんなで書を楽しむ
    書いた作品は佐久市立天来記念館主催「忘れられないことば色紙展」に参加。タイムカプセルに入れ、10年後に再び展示されます。
天来祭り
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第6回天来祭り 2012年11月24日(土)〜25日(日)長野県佐久創造館・佐久市立天来記念館
佐久市立近代美術館で開催された「第一回佐久全国臨書展」作品鑑賞
審査員による作品揮毫鑑賞
佐久市長 石飛博光 高橋蒼石 川村龍洲
佐久市長柳田清二・石飛博光・高橋蒼石・川村龍洲
「地元の人々が所有する天来作品」(天来記念館)約30点を鑑賞
天来祭り
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https://www.shodo.co.jp/blog/hidai2012/2012/12/post-49.html
第7回天来祭り 2013年10月13日(日) 天来自然公園
桑原呂翁先生のお話「桑原翠邦の思い出、そして書の楽しさ」
桑原呂翁
第8回天来祭り 2014年10月11日(土) 天来自然公園
高橋蒼石先生のお話「天来の人と書」
高橋蒼石
第9回天来祭り 2015年10月17日 天来自然公園
金子卓義先生の収蔵庫見学及び作品鑑賞
金子大蔵先生のお話「書と私たちの暮らし」
金子大蔵
第10回天来祭り 2016年11月20日 佐久市立天来記念館・片倉公民館・ほか
第5回比田井天来・小琴顕彰 佐久全国臨書展表彰式の翌日、表彰式に出席された方の中から希望者が参加しました。最初は天来記念館で作品鑑賞。解説は石飛博光先生です。
石飛博光
続いて、片倉公民館へ移り、石飛先生の講演です。実際に筆をとって、作品を書いてくださいました。
石飛博光
地元の素材を使った美味しいお昼をいただいて、天来自然公園へ。右は公園からの眺めです。四季折々に違った風景が、目を楽しませてくれます。
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酔中夢書
スタッフブログ
第11回天来祭り 2017年11月25日 片倉公民館・天来自然公園・慰霊之碑ほか
第6回比田井天来・小琴顕彰 佐久全国臨書展表彰式の翌日、第11回天来祭りが開催されました。今年は慶徳紀子先生による「かな書道」の講義と実演があります。
どんな歌を選び、どのような紙に書くか。作品制作の第一歩ですが、慶徳先生ご自身の方法を例に取ってお話され、たくさんのかな作品をたくさん書いてくださいました。見事な筆使いにみんな息を呑んで見ています。
地元の食材を使った美味しいお昼をごちそうになった後は、天来・小琴と門下の石碑が立つ「天来自然公園」へ。記念撮影です。毎年いろんな方とお友達になれます。
比田井天来最晩年の石碑「慰霊之碑」。碑陽の文字は、げんこつが入るぐらい太い線で書かれています。碑陰の行書は、天来最高の書だという方がいらっしゃるほど、緩急を極めた傑作です。
毎年、趣向をこらして開催される「天来祭り」。お世話くださる地元のMPO法人もちづきのみなさま、本当にありがとうございました。
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