お庭の片隅に、青い宝石がひっそりとたたずんでいます。
夏の初めのお陽さまの光を浴びて、甘く熟したブルーベリー。
というわけで
かんぱーい。
本日は総勢7名でございます。
隊長のお料理はというと
並んでいますよ!
今回のゲストが飲みたいのははきっとこのお酒だろうなあ、と、隊長が選んだのは「立山」特別純米酒。
「今の酒はなんだかしっくりこない」というおじさまにもぴったりな素朴なお酒です。
並んだお料理はすべてグルテンフリー、つまり小麦粉を使っていません。
ヘルシーですがボリュームのあるお肉料理もあって、みんな驚くやらびっくりするやら喜ぶやらあきれるやら。
鶏皮とかいわれ大根のコチュジャンポン酢あえ。
ポン酢がはいっているのでさっぱりしていて、おじさまにも大好評。(おじいさまか)
かいわれの緑と唐辛子の赤が美しい。
里芋の煮物。
どうしてこんなふうに味が染み込んでいる上に美しく作れるのかわからない。
一人一つずつ、一人だけ二つ。
かぼちゃの煮もの。
どうしてこんなふうにジューシーな上に美しく作れるのかわからない。
皮がとれちゃったやつはないのか?
一人一つずつ、三人だけ二つ。
ナスと万願寺とうがらしの焼きびたしです。
焼きびたしというとふつうは油を使いますが、これは油なしの素焼き。
野菜そのもものうまみがぞんぶんに味わえます。
私もやってみよ。
野菜のマリネと鳥むね肉。
鶏肉は低温調理なので、鶏肉とは思えないほどしっとりしています。
ちょっと酸っぱいシャキシャキ野菜と一緒にお口に入れると、なんだろ、この一体感!
ニンニク香る牡蠣、マッシュルーム、長ネギのアヒージョです。
緑色は、なんと、生あおのり!
その発想はどこから来たの?
グルテンフリーなので、添えられているのは小麦粉ではなくお米のパン。
カリッと焼けていて、サクサク歯切れがよい食感です。
牡蠣ときのこと野菜の味がジュワーっと染み出したオイルをつけていただくと、これまた美味この上なし。
10種類のお豆が入った特製チリコンカンです。
お肉とトマトがいっしょになった味って、好き!
さらに複雑に、野菜たちと醸し出す贅沢な味わい。
レタスといっしょにいただけば、濃厚さがさらに際立つというか、やわらぐというか、食べやすい上に栄養的にも二重丸。
実演してくださっている(っていうか単に食べようとしている)のは髙橋蒼石先生。
レタスとチリコンカンの割合が黄金比♬
豚肩ロース肉のクリーム煮。
お庭のさやいんげんと買ってきたメイクイーンと人参添え。
って簡単に書きましたが、たいへんなのです。
豚肉は、まずパセリ・セロリ・ベイリーフ・エルブドプロバンスを入れて2時間煮て、そのあと、イタリアの「アルチュネロ有機野菜ブイヨン」を入れたスープで1時間煮たらしい。(詳細は謎)
っていうか、そもそもクリームソースに小麦粉を使わないの?
聞いてみたら、シャンピニオンデュクセルソースというものを作るらしい。
マッシュルームを細切れにして、玉ねぎもみじん切りにしてたっぷりのバターでいため、ペースト状にしたのがデュクセルソース。
ふつうはそれをパンに塗ったりして食べるところ、スープにいっぱい入れたそうです。
さらに、人参やジャガイモ(メイクイーン)は塩味で煮て、最後にソースに入れます。
これ、ふつうのホワイトソースより美味しい。
キノコの風味が豊かで、味が濃い。
よし、覚えたぞ。
ここで隊長が一言。
ほんとはここで、渋くないブルゴーニュの赤とあわせようと思ったんだけど、このままでいいね。
みんないっせいに「よくない」と叫ぶ。
かんぱーい。
本当に美味しくって楽しくって、幸せな夕方から夜でした(長〜い)。
お料理を作ってくれた隊長と、セッティングから片付けまでお世話してくれた美津江さんに大感謝!
本当にありがとうございました。
次はいつかな?