学生の頃は、本をたくさん読んだのに、結婚してから読まなくなりました。

本を作ったり、DVD作ったり、展覧会やったり、ご飯作ったり(ほんとです)、飲んだり、結構忙しい。

読むのは、パソコンやネット関係の本ばかり。

 

でも、最近は電子書籍でいろいろ読んでます。

最初に「キンドル・ペーパーホワイト」を買ったのは、2013年の3月でした。

それから現在まで購入したのは786冊。

無料書籍も入れると、1000冊は超えたかな。

 

上の画像、右がアイパッドで左がキンドルです。

キンドルはたくさんの本を入れておくことができて、しかも軽い。

虫垂炎で入院したときは、早朝から深夜まで、ずーっと読んでました。(極楽)

画面の明るさを調節できるのがとても便利。

スマホと違って目にやさしい。

 

でも、いい本は電子化されてないでしょ? と言う声が聞こえてきそう。

たしかに、そういう傾向はありますが、いい本だってあるんですよ♡

 

私がおすすめしたいのは、ムーミンシリーズです。(最後の一冊は違います)

左上から、発行された順に並んでいます。

 

最初が「小さなトロールと大きな洪水」。

アニメに親しんじゃった人には、ちょっと不思議な感じがする物語です。

ムーミンはムーミンママと二人で旅をして、いろんな生き物に出会います。

そのうちに、あれれ、ムーミンってすごくちっちゃくない? と思うシーンが出てきます。

チューリップの中に住む女の子、チューリッパ。

ムーミンの背の高さは、なんと、チューリッパと同じくらいなんですもの。

 

いろんな冒険をしながら、進んでいく一行の前に現われたのは大きな海。

ニョロニョロがあやつるボートに乗って、嵐の海へと漕ぎ出すムーミンたち。

 

登場する生き物たちは、いろいろな人間の一面を思い起こさせます。

お菓子の庭を作ってふるまうのが好きな老人。(ムーミンはお腹を壊す)

誰でもかまわず砂をかけ、穴に引きずり込むアリジゴク。

じっと地平線を見つめ、旅を続けることしか興味がないニョロニョロたち。

 

著者、トーベ・ヤンソンは、序文でこう書いています。

王子さまや、王女さまや、小さな子どもたちを登場させるのはやめて、かわりに、風刺画をかくときサインがわりにつかっていた、怒った顔をした生きものを主人公にして、ムーミントロールという名をつけました。

 

つまりですね、これは単なる「楽しい物語」ではないのです。

登場するのは、知り合いの誰かさんによく似た、ちょっと変わった生き物たち。

楽しく心地よい家と、それを取り囲む不気味な世界。

子どもは子どもなりの、大人は大人なりの読み方ができる本。おすすめです。

 

 

で、天来書院は電子書籍を作っていないのかって?

よくぞ聞いてくれました。(誰も聞いてないか)

作ってますよ♬

ホームページの最下段左の「Tenrai WebShop」下の「電子書籍」をクリックしてみてください。

すると「電子版のある書籍」が現れます。

これは、キンドルで読むのはなく、スマホかパソコンのほうが画面が鮮明なのでおすすめです。

長時間読書するならキンドル、写真の多い本はスマホと覚えましょう♬

 

スマホの場合、まず「Kindle」アプリを入れましょう。

もちろん無料。

 

上はアイフォンの画面です。

アプリストアで「キンドル」で検索すると、なぜか2つ目に出てくる「Kindle」。

これを「入手」しましょう。

私は購入済なので、上には「開く」が出ています。

そして、天来書院ホームページの書籍の一番下

右上の「16 九成宮醴泉銘 欧陽詢」をクリック。

 

「Kindle版を買う」をクリックすると、アマゾンにとびます。

 

 

あっ、購入する前に、右下の「無料サンプルを送信」をクリックしてみましょう。

そして、スマホの最初の画面に戻り、「Kindle」アイコンをクリックすると

おお、天来書院「シリーズ・書の古典」の九成宮醴泉銘の無料サンプルが入っていますぞ!

 

ほかに

「字形と筆順」や「現代語訳」も見られます。

ここまでは、スマホをお持ちの方ならすべて無料。

 

いつでも正しい字形を確認できるって、便利♡

と思ったら、もう一回、アマゾンへ行ってご購入ください。

拡大できるとはいえ、スマホでは画面が小さくね? という方は、パソコンがおすすめ。

一度購入すると、パソコンでも見ることができます。

(パソコンにも「Kindle」アプリをダウンロードしてください)

 

で、前に戻りますが、目にやさしいキンドルでの読書もおすすめです!

アマゾンの会員になると、無料本がけっこうありますよ。

書道