暑かった今夏もようやく気温が下がってきました。
これからは台風の季節でもありますね。
すでに水害のニュースを耳にするようにもなり、今年は被害が少ないことを願わずにはいられません。
書の古典の中に、美しいことばが散りばめられている作品があります。
その一つが、嵯峨天皇筆と伝えられる「李嶠詩(りきょうのし)」。
唐の詩人、李嶠(644〜712)の詠物五言律詩120首を書写したもので、李嶠の詩を記した最古の書です。
120首の中、21首が残っており、書は中国唐代の欧陽詢に似て力強く、変化に富んでいます。
今日はその中から、作品に書きたいことばをご紹介しましょう。
ロングセラー『名僧のことば・禅語1000』(伊藤文生編)から、5字から7字までのことばをご紹介します。
禅語が1000句掲載された書籍ページはこちら。
作品を書く時、お世話になった方へのお礼やお祝いに色紙をプレゼントするとき、「禅語」を紐解いてみてください。
書きたいことばがきっと見つかります。
なお、1字から4字までのことばは、「名僧のことば・禅語ー中国編」をご覧ください。