ここは長野新幹線の車内。東京駅を駆け回って、ようやく発見した酒屋さんで、冷えた白ワインを調達しました。私たちの旅はお酒で始まるのです。嬉しいなっ。
かんぱーい。めんどくさいから全部ついじゃいました。東京から佐久平までは一時間ちょっと。長いんだか短いんだかわかりませんが、お酒飲むのを急いだほうがいいんだか、ゆっくりしたほうがいいんだか、そのあたりがびみょーです。なくなっちゃうと寂しいし。この列車、車内販売がないんです(怒)。
それぞれお弁当を買ってくることになってます。これは隊長お手製のシュウマイとお庭でとれたそら豆ときゅうり。奥にある南蛮味噌が絶品です。
ややっ、もう赤ワインに突入です。これは小さいボトルなので、全部ついでもこんなもの。かんぱーい。
隊長お手製の牛丼。なんでもないみたいに見えますが、これが美味しいんだなっ。みんなで食べちゃう。
みつえ隊員はコロッケバーガー。ワインにあいます。下の方にまだ何かいるような・・・。
私たちはローストビーフロール。これ美味しいんです。
それからおつまみセット。豪華ですが、隊長の牛丼のほうが美味しい。。。。。
かんぱーい。小瓶のワイン、2本めに突入。そして佐久平到着。
この日の一番の目的は、兄のお墓参りです。比田井天来生家を私たちは「本家」と呼んでいますが、ここに一族のお墓があります。もともと一家族一基でしたが、増えたため、祖廟にまとめられることになりました。書は比田井南谷。それぞれの墓誌があって、それも書かなくてはいけなかったのでたいへんでした。
前に他界した人は、独立したお墓があります。比田井小葩(康子)はあまりに突然死んでしまったので、遺族はショックの余り、天来・小琴の墓の隣に建ててしまいました。字はもちろん南谷です。真ん中の石に刻まれているのは「神を敬い、書を愛し、親につかえた妻、小葩、ここに眠る」。
突然ですが、今回のもう一つの目的は、「TENRAI」という名前のチーズができたことを知り、本家に届けてくださいとお願いしたのです。前列左が、チーズ工房「ボスケソ」のオーナー、是本健介さん。ご出身は福岡県、ご専門は機械・航空宇宙工学全般(特に衝撃波・熱流体力学)! なのに、今はチーズ工房。どんなお味かって? まあまあお待ちくださいませ。
ちなみに写真の中央は当主の比田井昭三さん。昭三さんの左は長女の恭子さん、その次男の徹くん。昭三さんの右は居酒屋探検隊隊長の比田井義信(初めての出演)、右がみつえ隊員でございます。ムー教授は撮影したので、うつっておりません。昭三さんと私は、チーズ「TENRAI」を持っております。
佐久平駅から車で5分のところにある清水屋さん。地元のお酒を中心に販売しています。品揃えがすばらしいんですが、駅から歩くと遠いかな。送迎バスを出してほしい。ワインと日本酒を購入。
新幹線に乗ったとたんにワインをあけます。かんぱーい。清水屋さんですすめてくれた白ワイン。日本のワインも美味しくなりましたよ、ほんと。そしていよいよ、山羊のチーズ。昔食べた時は、癖があってあんまり好きじゃなかったのです。どきどき。
こうやって、ナイフを持ってきている隊長はえらい! どきどき。
こんな感じ。外には墨の粉がついています。だから天来なんだそう。お味はというと、前に食べたのとぜんぜん違う! 健やかな味、といっていいのでしょうか。ちょっと酸味があってクリーミーで、自然ですなおで、そしてほのかに漂う山羊の匂い。これはいい♡
もう一本、日本酒を買いました。佐久之花。これ、裏側から撮っています。表にすると
あらら、左右反転しています。限定のお酒なんだそう。かんぱーい。
隊長がなにやらごそごそと。
牛丼のおつまみ版。しかも
往きの時の牛丼に乗せられなかった分もあわせて、温泉卵が二つ。
私たちがお酒を買うのに夢中だったとき、ひそかにみつえ隊員が買っていたのり天。
佐久平駅で買った生ハム。
往きのコロッケバーガーの下に隠れていたカツサンド。豪華な宴会になったのでした。
それだけでは終わらない私たち。品川駅の構内にある「ぬる燗佐藤」。お酒の種類が半端じゃありません。
ぬる燗はこうやって出てきます。
かんぱーい。三重県の作(ざく)というお酒です。美味しいですよ。
おつまみはからすみと
たたみいわし、ししゃも、生ゆばです。
次のお酒は満寿泉。ムー教授の好物です。
かんぱーい。いい一日でした。
長〜いブログ、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。(作るのだってたいへんなんですからね、って、いばってどうする)