2010年7月11日

12日の実況中継は2000年前の文字

あしたの実況中継は、古谷春峰先生をお招きして、隷書のお話をします。
時間は、うどよし先生の筆がっこの後、8時50分から、ここに窓が開きます。

隷書というのは、今から2000年前の文字です。そんな時代の文字が残っているなんてすごいでしょ。石に刻して拓本をとったから今に伝わっているのです。

テーマにするのは曹全碑礼器碑。もっとも典型的な隷書の文字です。
書き方は楷書と違います。打ち込みは「蔵法」といって、少し戻った感じで起筆部に向かいます。そうして横画や右払いは波のようにすーっとはねます。
うーん、わかりにくいかも。でも実演を見れば一目瞭然。なるほど、と思うので、ぜひ見てください。

それから9時20分からは、雑誌PENの編集部の方が出演します。今発売されているPENの特集は「書のチカラ」。比田井南谷の作品も紹介されています。なかなかよく調べてあります。そもそもどうしてこの企画が始まったのか、どんなふうに進んできたのか、インタビューしたいと思います。

窓が開くのはここ。8時50分から隷書の話、9時20分からPENの編集部佐藤さんのコメントです。
お楽しみに。

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