浜松へ行きました♪
ゴールデンウィークにはどこ行く? と話しながらずーっと決まらず、一週間前になりました。近場でいいよね。あっ、かぐや姫のあそこにする? 結婚して数年後に行ったところです。
そこは静岡県。空いているホテルがなかなかありません(そりゃーそうだ)。で、浜松になりました。
5月1日土曜日、新幹線はグリーン車しか空いていません。まあ、たまにはいいよね。私たち熟年だもん。
おや、テーブルがない。そんなはずはない。肘掛の下にしまってあります。グリーン車はビール付き、ではありません。買ったんです。
かんぱーい。時間を気にしない気軽な道中。お天気もいーぞー。
おつまみもあるし、さーてお昼はどこで食べようか? うなぎ?
天竜川沿いにある老舗「中川屋」です。なぜここかというと、この後、磐田というところにある藤を見に行くからです。
まだ12時15分前だからすいているだろうと思ったら甘かった。20分ほど待ってようやくお座敷に通されました。四人用の机に二人で座ります。なんだかもったいないけど、待ったんだからいばって座ろう。
お酒は静岡県の「花の舞」。自然なお酒でうなぎにあいそう。かんぱーい。白焼きじゃあおなかいっぱいになっちゃうし、おつまみにいいお料理がないので
山椒でもつつきながら
おや
楊枝いれも凝ってます。
二十分もした頃、ようやく出て来ました。
中川屋名物「うなぎとろろ茶漬け」です。すごいボリューム。
最初はごはんとうなぎだけ。うーん、美味。ねっとりしていながら、ほろっほろのうなぎです。
次はとろろをかけて、お茶をかけます。うちじゃあこんな組み合わせ絶対しないと思うけど、おいしいですよー。さらさらはいっちゃう。
でもね、私が一番気に入ったのは、とろろをかけないうなぎ茶漬け。わさびをたっぷりのせるのがミソ。絶品です。
あんなに量があったのに、さらりと食べてしまいました。
次は磐田へ行きます。
ここ行興寺は「熊野(ゆや)の長藤」で有名です。藤祭りでにぎやかでした。
これが熊野の長藤。樹齢数百年といわれる老木は、国と県の天然記念物に指定されているんですって。
それはそれはたくさんの藤の花。豪華です。
風に揺れる花びらたち。
見上げるとこんな感じ。
藤の香りが一面に漂っています。強くはないのですが、甘く上品な香りです。幸せな気分。
じゃあ、天竜川に行ってみよう。あっ
唐突ですが、火の見やぐらがありました。
天竜川です。青く澄んだ水。風が強く、とっても速い流れです。
反対側はこんな風。川面にきらきらと光が踊っています。
バス停はさっきのお寺のほうだから、戻ろう。
さっきのお寺のそばにあるお寺。「草冠に軍」の字は、ニンニクやニラのことだそうです。それとお酒がだめってことは、餃子にビール禁止! ちょっと気に入らないけど、お庭を見ると
お花でいっぱいです。(ニンニク抜きのせい?) 春満喫、というより初夏ですね。
そして
「香りの博物館」へ行きました。実は私、エッセンシャルオイルをおふろに入れるのが大好きなんです。
ここでは自分が好きな香りをブレンドして、オリジナル香水が作れるんです。若い女性がたくさんチャレンジしていました。
ほかにも、色でイメージする香りのコーナーなどもありましたが、人口の香りが強すぎて具合が悪くなりそうでした。
でも、向いの「香りの公園」には、ハーブがたくさん。ラベンダー、フェンネル、カモミール、ミント、セージ、そして香りゼラニウム。心地よい香りを風が運びます。これでなくちゃ。
そして、いきなり夜。
ネットで人気の海鮮のお店に行ったら満員。で入ったのはお蕎麦屋さんです。
ビールでかんぱい。突き出しは二人別々です。右はくらげの和え物、左は野菜のマヨネーズ和え。若向きですが悪くない。
ふと上を見ると、堂々たる本鮪。おー。
静岡に来たんだからおさしみ食べなきゃ。どれも飛びっきり新鮮です。さより、そして生シラス。むふふ。
焼きそらまめ。ゆでたのと違い、中のお豆はジューシーです。
そして、もちろん日本酒です。たぶん「開運」というお酒です。おいしいけど、注ぎ方が少ない。さびしい。かんのん食堂を見習ってほしい。
太刀魚の塩焼きはとっても美味。てんぷらはごぼうが美味しかったなー。
次の日本酒。うーん、なんだかわからない。たくさん注いでねって言ったのに、やっぱり注ぎ方が少ない。さびしい。
つくねを三種類のソースで食べます。わさび、玉子、右はケチャップではなく梅です。
しめのおそば。たれを二つ持ってきてくれましたが、9割はムー教授が食べました。
食べ終わったら急いでホテルへ。なぜならば
すばらしい夜景です。つまり、直前の予約だったので、ちょっと豪華なお部屋だった上、混んでいたらしくて、さらにグレードアップしてくれたのです。そしてもちろん
かんぱーい。下に見えるのはチーズです。
さあ、明日はいよいよかぐや姫に会いに行きますよ。