2009年11月11日

墨色と硯の関係

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天来書院で発行したDVD「硯を極める」にご出演くださった為近磨巨登先生著『写真で知る墨・硯・紙』が木耳社から発行されました。

"墨色と硯の関係" つづく

2009年8月 6日

戦後の書は消える?

黄色い斑点ss.jpg
ある学芸員の方と話していて、近代美術館が現代作家の書をコレクションしてくれないから、現代の書は将来消えてしまうのではないか、という話をしました。書専門の学芸員をおいてくれないのが問題です。
それもたいへんですが、それより深刻な問題があります。


"戦後の書は消える?" つづく

2009年8月 4日

和硯産地の地図の改訂と赤間紫金石

赤間-紫金石1s.jpg
硯熱中人さまが、和硯産地の地図の間違いを教えてくださいました。
追加もありますので、ご覧ください

"和硯産地の地図の改訂と赤間紫金石" つづく

2009年7月31日

日本の硯産地

円硯SS.jpg
翠城先生が、岩王子へいらっしゃって、硯の写真を送ってくださいました。なんと、石段まで岩王子石でできていたそうです。
掲示板で見られますよ。

"日本の硯産地" つづく

2009年5月19日

歙州の紋様

歙州硯板s.jpg
昨日は端渓でしたね。硯と言えば端渓が有名ですが、もう一つ、美しい紋様をもつ硯があります。
それが歙州硯(きゅうじゅうけん)。ついでなので、こっちも紹介します。

"歙州の紋様" つづく

2009年5月18日

端渓(たんけい)の紋様

3老坑硯板s.jpg
世の中の筆墨硯紙の本に必ずでてくるものについて、まだ触れていませんでしたね。
それは、硯の紋様です。

"端渓(たんけい)の紋様" つづく

2009年5月15日

紙の表と裏

本画宣-表裏s.jpg
書の専門家の多くは、手漉きの紙を使います。
表と裏の見分けかたって、ちょっとめんどくさいですね。

"紙の表と裏" つづく

2009年3月19日

液体墨には二種類あります

液体墨s.gif
昔は墨汁といいました。あまり質のよいものではありませんでしたが、研究が進み、1980年代から、専門家も使える高級な液体墨が販売されています。

"液体墨には二種類あります" つづく

2009年3月18日

残った墨は使えるの?

子どもの頃、墨汁が残ったとき、もとの容器に戻したなんていう経験はありませんか?

"残った墨は使えるの?" つづく

2009年3月 7日

墨のすりかた

墨を磨るs.jpg
製作中の「筆墨硯紙事典」はわかりやすくしたいので、いろんな人に読んでもらっています。
そうすると、意外な質問続出です。

"墨のすりかた" つづく

2009年3月 6日

4尺単宣って4.5尺なんです

伝統的にもっともよく書かれてきた作品形式は「半切(はんせつ)」。
床の間に掛けられた漢字の書は、たいていこのサイズです。

"4尺単宣って4.5尺なんです" つづく

2009年2月10日

硯の鋒芒

坑仔岩s.gif
硯はなぜ墨を磨ることができるのでしょう。それは、石の表面に「鋒芒(ほうぼう)」と呼ばれる微細な凹凸があるからです。この鋒芒は、どんな形をしているのでしょう。
電子顕微鏡でしか見えないミクロの世界へご案内しましょう。

"硯の鋒芒" つづく

2009年2月 6日

本画宣の作り方

03 紙乾燥s.jpg書道の専門家が好む本画宣。正確には「棉料四尺単宣」。薄くてよくにじむ紙は、中国安徽省で作られています。今日はそれがどんな風に作られているのか、見に行きましょう。

"本画宣の作り方" つづく

2009年1月22日

鉄斎墨の新旧

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昨日の墨のキャプションの中に「文革前」ということばがありましたね。
中国の文房具は、文化大革命を境に質が変わったと言われます。

"鉄斎墨の新旧" つづく

2009年1月21日

墨の色 油煙墨と松煙墨

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今日は墨の色についてお話ししましょう。

"墨の色 油煙墨と松煙墨" つづく