十七帖 三井本
今日は久々に書道のお話です。
なーんだ、お酒じゃないのか、なんて言わないでくださいね。わかりやす〜くお話ししますよ。(多分)
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今日は草書の名品、王羲之書『十七帖』のお話です。
一口に『十七帖』と言っても、実はいろいろなものがあります。なぜかというと、1800年前に王羲之が書いた真跡はとうになくなってしまい、これを石などに刻して、拓本をとったものしかありません。
テキストシリーズには、「上野本十七帖」があります。そして、今回、テキストシリーズの増補版として「三井本十七帖」を作りました。比べてみましょう。
おんなじじゃん(怒)、なんて言わないでください。よーく見ると
最初の部分です。ずいぶん違うでしょ? 今回発行したのは、右の三井本十七帖です。
上野本は自然で上品な感じです。三井本は「断筆」といって、点画を分断して、新しい起筆を作ったようなところがあります。
こんなふうに、ちょっと不自然ではありますが、現存する拓本の中ではもっとも生彩があって、原本の表現を伝えているとして、こちらを好む人も多いのです。ちなみに、私もこっちのほうが習いやすいかな。
こんなふうに、ちょっと不自然ではありますが、現存する拓本の中ではもっとも生彩があって、原本の表現を伝えているとして、こちらを好む人も多いのです。ちなみに、私もこっちのほうが習いやすいかな。
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今日はあまりにも地味だったので、最後に天来生家に咲いているお花をご紹介します。