2009年8月22日

会津 御薬園

ホウセンカs.jpg
おいしいおそばの後は、花を見に行きました。
といっても薬草です。



F御薬園.jpg歴代の会津藩主の別荘でもあった庭園です。2代目藩主保科正経が薬草栽培を始めて、それからこの名前がついたそう。

Eはす.jpg蓮の花が咲いていました。種がすごい存在感です。食べられるのかな。ビールにあいそう・・・ってか?

解毒剤.jpg
まずは解毒剤です。左のホウセンカの種子は魚肉中毒に効きます。真ん中はサルトリイバラで、茎と根が解毒剤に使われます。右はサクラタデ。虫にさされた時の毒消しです。

解毒.jpg解毒や解熱剤です。左上、ピンクのかわいい花はオオケタデ。葉っぱが虫や蛇の毒を消します。その右はアカネで、根と茎が止血や解熱の作用をします。左下はツルニンジンで、根っこが解熱剤になります。右下はなぜかコガネバナという名前です。根っこが炎症を抑え、熱を下げます。

咳止め.jpg次は咳止め。左は紙漉にも使われるトロロアオイで、根を使います。右はヒオウギ、根と茎です。

皮膚炎.jpg皮膚炎に効く二つ。サボンソウは根と茎、コゴメナデシコは全部です。

利尿剤.jpg利尿剤です。上の二つはオトコエシとオミナエシ。根っこを使います。下のカワラケツメイは全草、イタドリは根っこです。

ヤマゴボウ.jpgヤマゴボウも利尿剤ですが、毒があるので要注意。毒草といえば

ベラドンナ 有毒.jpg不気味な黒い実はベラドンナ。根が止汗やおできを沈める効果があるそうですが、実を食べるとたいへんなことになります。

はい、お勉強になりましたね。でも、素人にはわからないよく似た植物もありますから、気をつけましょう。

このお庭には「心」字の形の池があります。

こい.jpg鯉がたくさんいます。ふとそばを見ると

こいのえさ.jpgえさを売っています。もちろん買いました。

こいのえさをまく.jpgムー教授がまきます。すると

こいが集まる1.jpg気づいた鯉たちが集まってきました。

こいが集まる2.jpgおお、騒然としてきました。おなかすいてるんだ。

こいが集まる3.jpgキャー、すごい。

最後に、苔庭のできるまで。

こけ1.jpg
こけ2.jpg
こけ3.jpg
こけ4.jpg
この庭には歴史がある・・・・・。

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