2009年7月16日

お祝いふたつ

連載「みやとさがす・作品に書きたい四季のことば」を書いてくださっている筒井ゆみ子先生のご主人、筒井茂徳先生の労作「行書がうまくなる本」が、二玄社から発行されました。

書の最高傑作といわれる王羲之「蘭亭序」の字形を分析し、行書の原理を明らかにするものです。

行書がうまくなる本.jpg昔の書は、先生にお手本を書いてもらってそれをまねして練習しました。でも、それでは、うまくいって先生そっくりの字が書けるようになるだけですから、弟子がまた先生になって、どんどんへたになっていくわけです。
でも、3500年の歴史の中から、いろいろな名品をお手本にして(臨書)技術を得れば、今までにはない、すぐれた作品を書くことも可能です。
でも、問題は臨書の方法。まずは謙虚に、手本そっくりに書くべし、と天来は言っています。そのためにこの本はうってつけ。見ただけでは気づかない形の取り方が、ていねいに解説されています。


もう一つのお祝いは、ちょっとプライベートな話題で恐縮ですが、社員の岡崎賢治がパパになりました。

赤ちゃん.jpgうーん、かわいい♪ 女の子です。名前はまだありません。(呼べない・・・・・)


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