2009年6月 8日

筆師、雲平さんが池袋東武に出店

筆作りs.jpg
6月10日まで、池袋東武で開催されている「高島市工芸展」に、第16代雲平さんが見えています。
昨日行ってきました。



池袋東武9Fエスカレーターの鄰で開催中の「高島市工芸展」では、藍染めやバッグ、Tシャツなど、滋賀県高島市の特産品を販売しています。

和み横町.jpgここに、天来書院のビデオ・DVD『筆を極める』に登場してくださった雲平さんのご子息、藤野純一さんがいらしてます。筆作りの実演も見ることができます。まだ26歳ですが、さすがにすばらしい技術です。

筆作り.jpgこういうイベントは初めてかもしれません。ちょっとはずかしそうに接客をしていらっしゃいましたが、熱心なお客様が離してくれず、なかなかお話できないほどでした。

雲平筆.jpg雲平さんは江戸時代から続く老舗の筆師。貫名菘翁から依頼された「菘翁筆」や、比田井天来が考案した「籠巻筆」は、今も人気商品です。純粋な父子相伝で、高い技術を伝えています。新刊『筆墨硯紙事典』では、ほかでは誰も作っていない「巻筆」の技法を紹介しています。

10日まで開催されています。雲平さんの筆は、一般の書道用品店では扱っていませんので、このチャンスにいらっしゃってはいかがでしょう。(もっと早く書けばよかった・・・・・)
ちなみに、藤野純一さんは、ブログも書いていらっしゃいます。かなり頻繁に更新されていますので、こちらもよろしく。

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