酔中夢書2009

さあ、飲もう。とビールを開けかけたら、電車が走り出すまでだめっ、とムー教授。あーん、悲しい。

まもなく列車は出発して、最初の乾杯です。

早くもビールは飲み終えて、二回目は白ワイン。さわやかな時間です。新幹線とワインはあう！

佐久平駅に着きました。本家の比田井昭三さんがじきじきに迎えに来てくれていますが、本家の人々はお酒を飲まないから、ビールをしこたま買い込みました。

今日の隊長は、ワインを買ってくれただけではありません。な、なーんと、押し寿司をたくさん作って持ってきてくれたんです。去年の隊長のほら、おいしいで作ってくれたやつです。

サーモンのごはんにはごまとジャコとゆずの皮がまざっています。

さばはとろろこぶで巻いてあります。

ひらめはコブじめをして、庭のさんしょがはさんであって、ごはんは二段になっていて、その間にのりがはさまってます。

えびのごはんにはしいたけがまぜてあり、とびっことさやえんどうがえびといっしょにのっていて、二段のごはんの間には玉子焼きがはいっています。

 夜中に一人でこれを作ったなんて、信じられない。お酢の割合がちょうどよくって、すばらしく美味でした。

おお、乾杯を忘れていた。

 右下に見えるのは本家のお庭に生えているほうれん草とふき。こういうものを出してくれると感激します。

実は、本家は広いので、天来をはじめとする人々の作品を置いてもらおうかと思っています。今日はその相談に来ました。

で、相談もそこそこに軽井沢へ。えーっ、もうでかけるの？　といわれましたが、探検隊は忙しいのです。

お寿司でおなかいっぱいだというのに、食べたなー。カレーとナン。馬肉のもつ煮。雪ますの塩焼き。最後は馬肉のシチューなのですが、一口食べたムー教授が笑った。？　私も食べたら笑った。みんな笑った。シチューなのに、お味噌が入っていてなんだか甘い。うーん、おしょうゆかけちゃえ。

本日の乾杯、五回目と六回目。ここのご主人はなかなか親切です。お酒の説明をしてくれました。

まだ、一時間くらいあるぞ。

長野県に来たら五一ワインです。９回目の乾杯。外はまだ