2009年5月24日

梧竹の会 東京セミナー

明治神宮s.jpg昨日、梧竹の会東京セミナーが開催されました。

場所は、平安神宮(汗)ではなく、明治神宮。

 

日本全国から、約40名の方々が集まりました。ここでしかお目にかかれない方も多く、楽しみな会です。

明治神宮.JPG

新緑の樹々から、さわやかな初夏の気配がかもし出されています。

今回のメインは、明治26年創業の老舗、平安堂さまご所蔵の逸品です。梧竹さんと親交のあった当初は、100点ほどお持ちだったそうですが、戦火や震災で焼けてしまったものが多いそうです。今回は、六曲一双の屏風と条幅二点を拝見しました。

屏風.jpg

存在感あふれる堂々たる名品です。写真でも少しわかりますが、本物を見ると全然違います。箱から出した屏風が立てられた時、ほほー、という声があちこちであがりました。ガラスケースに入ったらこの迫力は伝わりません。

ほかにもいろいろな方の所蔵品、合計19点を、すべて床にかけて拝見しました。

すごいのは、電気を消して自然光だけで見たときです。紙の材質感が消えて、墨の色が冴え渡り、忘れられない感動を覚えました。

集合写真.jpg

このあと、原宿の南国酒家で「日野先生を囲む会」が開催され、こちらも和気藹々の大盛況でした。

私の右には日野先生、左は藤井さん。飲み放題なので、紹興酒を頼みまくり、ついに、この三人でカラオケ(!)へと繰り出したのでありました。日野先生は80歳とは思えないほどお元気です♪

 
 

 

同じカテゴリの記事一覧