日野俊顕(ひのとしあき)

1929年徳島市生まれ。第六高等学校理科甲類を卒業。
徳島市の中学校で数学の教員、小学校、中学校の校長、徳島県・鳴門市・徳島市教育委員会で教育研究所長・学校教育課長・教育次長などを歴任。
少年のころから中林梧竹を敬慕、青年期に梧竹研究のパイオニア海老塚的傳に識られ、研究顕彰事業の継承と発展に献身。
現在は、梧竹の会代表、徳島県立文学書道館収集委員、小城市立中林梧竹記念館特別顧問などをつとめる。
著書に「書聖中林梧竹」(明玄書房1951)「改版書聖中林梧竹」(明玄書房1979)「梧竹書芸集成」(講談社1979)「梧竹臨書精選」(教育書籍1988)「新編梧竹堂書話」(木耳社2001)「中林梧竹 書」(二玄社2006)「中林梧竹の書」(天来書院2007)「名刺のうらのメモ」(ぎょうせい1984)「里太也先生漫筆」(井上書房1995)など。



梧竹の会

梧竹の書を愛する者の全国組織として1995年11月に発足し(前身は徳島梧竹研究会1953創設)、梧竹書芸術の研究・顕彰、会員間の情報交換につとめている。徳島県の梧竹展(40年来)、小城市の梧竹展(10年来)、東京日本橋三越本店、熊本日々新聞、佐賀県立美術館、愛媛県立美術館、網走市立美術館、知覧町立ミュージアム、広島熊野筆の里工房、昨年は東京上野毛五島美術館「中林梧竹の書--百代の新風」展などのプロデュース、各地の市民大学、講演会、鑑賞会、セミナーの開催、会報の発行など、多角的な活動を展開。季刊の会報「梧
竹の会」誌は斬新で豊富な内容が各方面から注目されている。中国からの参加者もあり、会員は書作者と書作しない者とおよそ半分ずつで、競書や展覧会などは行っていない。
代表 日野俊顕 〒770-0813 徳島市中常三島町1−25 



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