第二回・天来祭り(2008年9月20日〜21日)

第二回天来祭りは書道を愛する者たちと、比田井天来の故郷佐久市望月を愛する地元の方々が一緒に参加し、 たくさんのプログラムが催されました。
台風の接近が心配されましたが、午前中は鮮やかな青空がひろがり、気持ちのよいスタートです。 20日。ツアー参加の方々が到着し、16日から開催されている比田井天来門流展を見学。152点の作品は、 比田井天来の門流に連なる作家おひとりひとりの個性が光り、すばらしい展覧会でした。



昼食は、地元の皆様手製のカレーライス。カレーライスといっても、手抜きはありません。地元でとれた新鮮な野菜をふんだんに使った、 カレーライス。真っ赤によく熟れたトマトと珍しい黄色のトマト。柿みたいですがとても瑞々しくおいしいトマトでした。

午後は揮毫会。はじめに堀吉光(ほり・きっこう)先生。甲骨文に魅力を感じ、このところは甲骨文の作品を発表しているとのお話。 作品を依頼した方にも登場していただき、揮毫がはじまりました。
二番目は梶田越舟先生。日ごろは書かない漢字かな交じりの作品もご揮毫してくださいました。 2×8尺の作品「朱鷺飛佐渡」では故郷の佐渡への想いを表現。勢いのある書きぶりが見事でした。
三番目は田岡正堂先生。落着いたリズムでしっとりとした作品をご揮毫。お願いしてあった作品以外にも、飛び入りで作品の注文が。
はじめての詩句も、しっかりご揮毫してくださいました。大作4文字は、洗練された羊毛筆の線で堂々とした作品。

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<揮毫会の様子が新聞に掲載されました。揮毫する田岡正堂先生>


<「朱鷺…」と揮毫する梶田越舟先生>
ここまでで、2時間近くかかってしまいましたが、最後は石原太流先生です。 今か今かと待たされたので、最初に豪快な大作を書いていただきました。 3×8尺を2枚の大きさ。2階席から撮影しました。 大きい筆で太く力強い線。豪快な作品になりました。
対照的に小さい作品は、丁寧に時間をかけてのご揮毫。細い線が印象的です。

<揮毫する石原太流先生>


場所を天来自然公園に移し、筆塚の除幕式と筆供養が行われました。 次第に雲が厚くなり、心配な空模様。でも筆供養までなんとか雨も降らずにもちました。
筆塚は天来門下の書碑から少し下った場所に建てられています。



夜は懇親会。珍しいキノコや鯉の料理なども並び、楽しいひと時でした。

<三味線を弾く吉川徹氏(NPO法人未来工房もちづき理事長)>

21日は、駒の里ふれあいセンターにて講演会「天来を知る―鑑定のポイント」と題し、なんでも鑑定団で鑑定しとして活躍した、石井久吾先生のお話。



引き続き、スクリーンを使い年代ごとに天来の作品を鑑賞。天来の作品を偽った作品の展示や、コンピュータを使った落款印の比較も興味深い試みでした。
その後、会場そばの旧中仙道にある書家揮毫による看板を見学。

昨日の昼同様に、地元の皆様による昼食。春のうちからメニューを考えて準備しておいた品もあるとか。 新鮮な野菜や魚など。ボリュームも品数もたっぷりの豪華な昼食でした。





<片倉公民館からの眺め>
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