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比田井小葩 › 作品集 › 太く濃い墨線による造形と濃淡のリズム
1966-69

太く濃い墨線による造形と濃淡のリズム

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作品1

作品1

もくせいがにほふよ。
となりからにほふよ。
ひとりでゐればにほふよ。
たかむらにこもるよ。
月の光がみちたよ。(北原白秋「もくせい」)

作品2

作品2

光が群れ群れて重なり合い
そのために昏くさえ感じられる。

作品3

作品3

たんぼの川に
田螺のうちがある。
泥でつくられたうちの中で、
春になると
田螺もうつらうつらして
ゆめを見る。
晩になると
ころころないてゐる。(室生犀星)

作品4

作品4

ひかりにうたれて花がうまれた。
(八木重吉)
第9回隨鴎現代書展(1966)

作品5

作品5

いろはにほへと

作品6

作品6

光りは花の中の花である。
第10 回随鴎現代書展(1967)

作品7

作品7

かたまってうすきひかりのすみれかな
(渡辺水巴)
日本女流代表ミニ展

作品8

作品8

ぴぴぴぴと氷はりをりときははる

作品9

作品9

しどめの花は かんざしににてる いい花だ(八木重吉)
第4回創玄展(1969)

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