筒井茂徳先生の「古碑帖の正確な見方」が更新されました。

第10回上 篆書の名品 鄧石如書 白氏草堂記を習う

 

篆書(てんしょ)は紀元前千三百年頃に生まれた甲骨文から金文を経て、秦の始皇帝の時代に成立した小篆に至ります。

その後、篆書を唐代に復興した書人もありましたが、藝術的な表現としてみごとに復活させたのは清代中期の鄧石如(とうせきじょ)でした。

 

同じ太さの針金のような線。

縦画は垂直、横画は水平で、上の二字は左右対称。

謹厳な篆書を学びましょう。

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ところで、3月8日のブログに、開花宣言の気配もない中、筒井先生が撮影なさった、開花したソメイヨシノの写真をご紹介しました。

その続きのご報告です。

今朝、筒井先生から桜の画像が届きました。

 

桜開花

なんということでしょう。

もうこんなに咲いているんですね。

関東地方の開花宣言はまだ?

と思っていたら、昨日出てました

 

降り注ぐ陽の光を浴びて、輝いています。

 

さくらの花道

花のかげ

白いほんぼり

灯がとぼる。

(水谷まさる「さくらの花道」『歌時計』)

筒井ゆみ子先生編『みやが選ぶ小さな詩集』より

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