1月18日と19日に青森県弘前へ行きました。
比田井天来が初代顧問だった北門書道会の新年会へ出席するためです。
それと、去年行かれなかったお蕎麦屋さんへ行くのだ。
今年は雪はどうかな。
東北新幹線の中でお昼ごはん(とお酒)。
前は飛行機で行ったのですが、雪のため空港へ着陸できず、一路羽田に戻って来ちゃったことがあったんですねえ。
それ以後は、必ず列車です。
今年の雪はどうかな。
おお、雪はそれほど多くないけど、きれい。日本の原風景ですね。これだから列車は楽しい。
このあと、弘前に近づくにつれてだんだん雪が増えていくのですが、今年はそんなことはなく、
新年会が始まりました。
主幹の今泉良郎さんのごあいさつ。(看板入り)
顧問を仰せつかっている私のあいさつ。(看板省略・なんだか楽しそう)
吉澤秀香先生がいらっしゃらないと始まらない。乾杯前のごあいさつ。
宴もたけなわとなり
たくさんの方とおしゃべりして、お酒を注いでいただき、かんぱいして、楽しい会でした。
おしゃれでやさしくてあたたかくて、すばらしい弘前のみなさん。
雪が深くてご苦労が多いから思いやりがあるのかな。
岩木山です。ホテルの窓をあけると真正面に見えました。
そして、朝ごはんもそこそこに、
ここです、ここ。お蕎麦の「高砂」さん。
去年はおやすみでした(泣)。
11時から始まるので、10分前に到着したところ、すでに行列ができていました。
人気店なんです。
そして、このお店には比田井天来の扁額があります。
女将さんに、写真撮っていいですか? と聞いたところ
どーぞどーぞ
・・・もしかして、今泉さんがおっしゃっていた和子さん?
そーですよー。
きゃー嬉しい。(私も嬉しい♡)
津軽美人で笑顔がすてきな女将さんです!
なんと、工藤蘭山先生の姪御さんだそう。
お店のお客様全員に気を配り、居心地がいいように、心のこもったおもてなしは感動モノです。
ムー教授が頼んだ「天ざる」です。
見てください、この繊細で美しいお蕎麦を!
こんなに細く切れるのかとびっくりします。しかも長い!
城下町、弘前にふさわしいみやびなお蕎麦。
りっぱなエビの天ぷらもさくさくぷりぷり。おそばの唐揚げもぽりぽり。
こんなおそばとこんなてんぷらが一体となると、こわいものなぞありません。
おすすめです!
私はというと、控えめに月見蕎麦。
心配した女将さんが、うどんもありますよ?
いえいえ、つまりその、お蕎麦は大好きなのですが、昨夜飲みすぎまして・・・。
まあっ! 爆笑。
ざる蕎麦だけじゃなくて、あったかいお蕎麦もいいんですよー。おだしが美味しい。ほっとします。
もう一回、天来の扁額をご紹介しましょう。
のびやかで色っぽくて、なんだかかわいい。(こんなこと言っていいのか?)
天来の作品、弘前には力強い大作が残っていますが、こんなおしゃれな作品も書いたんですね。
少し時間があったので、近所をお散歩。
いいなあ、ここ。次回はここで飲もうね。
美しい雪景色を見ながら新青森駅へ。
駅ナカの日本酒売り場には、こんな自動販売機がありました。
売店でコップを買って、百円入れると、目一杯注がれるらしい。
でも、豊盃がないね。
なのでこっちに入りました。魚っ食いの田。
豊盃? ありましたよ。太田和彦さんも勧めてたお酒です。
豊盃飲んで、塩辛と白子天ぷらを食して、幸せ♡
アル中まっしぐらか(汗)。
そういえば、いつも一泊だからあんまり遊べないね。(二日酔いだし)
来年は一日前から来ようよ! 温泉入りたいし。
そうしよう、そうしよう。