1月4日は比田井天来の命日です。
命日のお墓参りは、家族と別に、比田井南谷門下の高橋蒼石先生が、昭和47年から毎年続けてくださっています。今年でなんと48年目! お一人のこともあったそうですが、これを知った方々が加わり、今では総勢30名近くになります! 感激!
建長寺に早めに着いたら、北海道苫小牧にお住まいの大澤尚洋先生、奥様の玉翠先生とお嬢様と遭遇。毎年お参りしてくださっているのです。なんてありがたいことでしょう!
お墓の文字は桑原翠邦先生が書いてくださったもの。流れるような筆蹟です。
お酒が二本。左の菊正宗は大澤尚洋先生がお供えくださったもの。右はご存知「養心王」。比田井天来の扁額の文字を使ってラベルをつくりました。
「注いでくれないと飲めないぞ(怒)」と言われるといけないので、紙コップに入れてお供えしました。
左の写真を持ってきてくれたのは関口皓方さん。「きっと忘れるだろうと思ったので・・・」と言われた。まあね(読まれている)。
今年は、天来没後80年に当たるので、建長寺さまにお経をあげていただきました。その後はみんなで献杯。(画像はありません)
どこで写真を撮ろうか、激論(光の当たり方で顔が縞模様になる)の末、最初はここにしました。総勢28名でしたが、みんな入ってるかな?
次は、上田桑鳩先生揮毫の「天来先生碑」の前でパチリ。細谷さんが影になり(すみません)、ムー教授と私が縞模様になった(汗)。
梧竹の会の森田さんが石碑の解説をしてくださいました。石碑の刻に詳しいのです。ふむふむ。
いつもはここで終わるのですが、今年は室内に移動してお食事です。集まってくださったみなさまにお礼のご挨拶をして、お酒と歓談の時間は和気藹々とすすみ、
むむ、和気藹々すぎる! と思いましたね。実は
かの高名な落語家、柳家燕弥師匠が落語をご披露くださったのです! 会場は爆笑の渦。
すばらしい熱演でした! と言ったら、私はいつも熱演です! と突っ込まれた。
もー!
というわけで、ご出席くださったみなさまの暖かいお気持ちが会場に行き渡り、すてきなひとときを過ごしたのでありました。
みなさま、ありがとうございました。