コロナ禍につき、見物客も少なめでした。また、密を避ける為、桜並木も一方通行になっていたので人とのすれ違いを気にせず歩くことが出来て安心します。

近年は観光バスで乗り付けた観光客(特に大陸系)でごった返してゆっくり花見が出来ませんでしたが、今回は土手に座ってお弁当を食べ、久しぶりにのんびり桜を満喫することが出来て良かったです。

この木が河津桜の原木です。
昭和30年代に此方のお宅の庭に植えられたそうです。樹齢が百年以上かと思ったら、約60年と意外に若い木だったんですね。
これが短期間に全国に広まったとは驚きです。

この時期、河原の土手には菜の花が咲き、桜と色味もいい組み合わせになるのですが、今年は土手の工事が行われたことから、桜と同じ場所には菜の花がなく、離れた場所に咲いてい両者を一緒に撮れなかったのが残念でした。

帰りに湯ヶ島(井上靖の故郷「しろばんば」の舞台)の肉屋さんで猪ベーコンを買って帰りました。脂が多いので、アスパラに巻いたら丁度良かったです。

今回の新作は輪島塗りの「三ケ月の桝」です。青い月と白い月を重ねたデザインです。残念乍ら、貝い貼りを依頼した職人が上下を逆さまに貼ってしまいました(涙-涙)。

まぁ、いいかーと思ったのですが、やはり変ですね。次回はちゃんと貼ってもらいます(笑)。

最後は同じデザインの輪島塗りの棗です。ちなみに、蓋は漆黒、本体は朱色の婆娑羅にしました。いかがでしょうか?