我が家のお正月用です。昨年末にお世話になっている元上司に進呈したものと同じサイズです。重箱のサイズは2種類あり、こちらは正方形ではなく21.5cm×20.5cmと若干の長方形です。

正方形の方は全体的に丸みを帯びているのに対してこちらは角が尖がっています。真ん中に貼った貝も本体の形状に合わせて正方形に貼ったものとは大きさと四角のRを変えています。こちらの方が現代的でしょうか?

どちらの重箱も実家の倉庫に保管されていたものです。それに貝を貼り艶げたました。祖父が現役だった約50年前に作ったものと思われます。本体も蓋も重厚で重さがあります。ふんだんに国産の良質な漆が使えた時代。今現在、こんな重箱を一から作ると一体いくらかかるんだろう?と考えてしまいます。日本橋のデパートに売ってる『輪島塗』とは別物かも知れませんね。

先日完成した盛器とセットでお正月に使いたいと思います。