この花器を使うとしたらどんなお花を飾りますか?

僕は紫蘭を飾りたいと思っています。正面以外にもデザインを変えた3つの面をもっています。飾るお花によって組み合わせが可能です。 ただ、何人かの女性に見せたところ、花器の主張が強すぎる(本来なら脇役なのに・・、花が引き立たない)といった意見が多く残念に思いました。 正直なところ、元々は片口とグラス二つで構成する酒器のセットとしてデザインしたものです。設計図面の数値を木地職人の友達が間違え(完全に老眼です)、二回り大きく作ってしまい。 結局、大きくなった分、グラスは日本酒ではなくて、ビールグラスにしようか?ということでそのまま仕上げた次第です。 当時の課題は『デザインの段階で貝と貝との隙間をどう処理するか?』最終的には隙間をグレーの乾漆にし高さを合わせ仕上げました。 当初、輪島の職人達は『えー。こんなの見たことがない』『本当にやるの?』と否定的でしたが、実際に完成してみれば、『狙い通りだ』『輪島塗りの新しい手法だ』等々。あたかも自分の作品みたいに何だか妙に自慢気でしたねー(苦笑)。

僕は紫蘭を飾りたいと思っています。正面以外にもデザインを変えた3つの面をもっています。飾るお花によって組み合わせが可能です。

ただ、何人かの女性に見せたところ、花器の主張が強すぎる(本来なら脇役なのに・・、花が引き立たない)といった意見が多く残念に思いました。

正直なところ、元々は片口とグラス二つで構成する酒器のセットとしてデザインしたものです。設計図面の数値を木地職人の友達が間違え(完全に老眼です)、二回り大きく作ってしまい。

結局、大きくなった分、グラスは日本酒ではなくて、ビールグラスにしようか?ということでそのまま仕上げた次第です。

当時の課題は『デザインの段階で貝と貝との隙間をどう処理するか?』最終的には隙間をグレーの乾漆にし高さを合わせ仕上げました。

当初、輪島の職人達は『えー。こんなの見たことがない』『本当にやるの?』と否定的でしたが、実際に完成してみれば、『狙い通りだ』『輪島塗りの新しい手法だ』等々。あたかも自分の作品みたいに何だか妙に自慢気でしたねー(苦笑)。