象さんの耳打ち
天来書院
象さんの耳打ち
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とある青春の1コマ(青山学院大学学園祭)

11/3、行ってきました。青山学院大学学園祭「青山祭」。

といっても、いろいろあって最終日の終了時間30分前にすべりこみ…

 

四十路を手前にして何の用が?

決して怪しい者ではありません。ここの書道部に会いに行って来たんです。

私がお稽古に参加させて頂いている会の仲間がいます。

終了間近というのに、まっすぐ歩けないほどの人並み…

掻き分けつつなんとか進みます。

学生時代を思い出すなぁ…(青学じゃないけど。あ、サークルも入ってなかったけど。ん、そういえば学園祭も2年のときしか顔出さなかったなあ。あれ、オレの青春っていつだったんだろう…?まあいいや。)

渋谷のド真ん中にあるお洒落なキャンパスで、あえてモノトーンの世界の極みに到達せんと青春を燃やす彼らの渾身の作を見て自分を取り戻すことにします。

キリっと締まった空間。書宗院展出品作がお出迎え。

力作の並ぶ中、ちょっと気になる作品がありますね。

お願いして顔出しして頂きました。今年4年生の脇くんです。

淡墨に挑戦した意欲作ですね。造形センスがかなりのものです。

天来書院でもおなじみの高橋蒼石先生が講師で招かれています。

OBの笠井くんも最近勢いがあります。

篆刻の講師、張大順先生の作品の下に押されたのは、部員みんなの印です。寄せ書きならぬ「寄せ印」?

1年間の活動がまとめられたノートが、実は隠れた力作です。

真っ白な紙に、ただ自由に作品を書けと言われたら、実はけっこう難しいと思いませんか?

このノートを制作した子には、それが楽しんでできると思います。

 

青学には、書道専門のコースはありません。

しかし彼ら自身が熱意をもって研鑽を重ね、書学に励んでいます。

書道学科であってもなくても、書道にかける情熱は等しく素晴らしいですね。応援していきたいと思います。

 

みんなお疲れ様!!