呉大澂『恒軒吉金録』日下部鳴鶴旧蔵(中編)

   左図は「微子鼎」。呉大澂の所蔵器である。
右図は器の内側に鋳込まれた銘文。

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呉大澂『恒軒吉金録』(前編)

009-P0675-s.jpg日下部鳴鶴旧蔵。上下2冊・唐本仕立て・木版本。全134丁、268ページ。

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『秦漢瓦當文字』 日下部鳴鶴旧蔵本

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『秦漢瓦當文字』( 日下部鳴鶴旧蔵本)を紹介する。帙の題箋は日下部鳴鶴の書である。封面に「乾隆丁未三月刊於横渠書院」とある。

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清・段玉裁著「段氏述 筆法」(鳴鶴旧蔵本)

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著者の段玉裁は江蘇省金壇県の人。字は若膺(じゃくよう)、又は茂堂。号は硯北居士、僑呉老人、長塘湖居士。乾隆(在位1736〜1795)の挙人。官は巫山知県に至った。「小学」に通じ、『説文解字注』、『経韻楼集』等を著わした。

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<校碑随筆>―西レイ印社活字本―

sugata_S.jpg 『校碑随筆』は中国・中華民国時代の方若(ほうじゃく)の著書。秦時代から五代までの碑碣の痛み具合い、欠損文字の状況を考察した論文。これにより拓本の採拓時代が判定される。

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はじめに

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はじめに


書学院出版部で比田井南谷先生から、書法、書学全般について御教示いただきました。また、書学院に蔵されていた日下部鳴鶴先生遺愛のお品や比田井天来先生の半紙臨書、書稿、条幅作品、扁額等をお譲りいただきました。それらを含めて、種々書の資料について述べていきたいと思っています。
昨年7月、我家では犬を飼い始めました。名前は「マグノリア」・愛称"マギー"です。犬種はビションフリーゼです。


ビションフリーゼは、フランス原産で、絹糸のように細かく柔らかな巻き毛が特徴です。
小型の愛玩犬ですが、健康的で活発。人なつっこく人間も大好きで、聞き分けの良い犬種です。
歴史的には、「バーベット」と呼ばれていた大型犬と、白い小型犬(マルチーズ等)を掛け合わせて作られたのが起源。16世紀にはフランスで、フランソワ1世やアンリ3世の愛玩犬として愛され、人気が広まりました。
正式には1933年「ビション・プワル・フリーゼ」と命名されました。

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