ゴール直前の勝負

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  走るのが得意とは言えず、徒競走なんて勘弁してもらいたい私だが、一度だけ会心のレースを走ったことがある。それはレースの褒賞の大きさに関係があったのだ。亀を俊足のウサギに豹変させたものはなんだったのか。(写真は本人と関係ありません)


「ゴール直前の勝負」 つづく

「故郷」への道 その5

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 CDには「故郷」(ふるさと)というタイトルをつけた。望郷の思いをこめ、故郷日本とそこに暮らす人々へ捧げる1枚である。

 最初の曲は「故郷」の「うさぎ追いしかの山・・・」で始まり、最後の曲は「椰子の実」の「・・・いずれの日にか国に帰らん」で終わる。

「「故郷」への道 その5」 つづく

「故郷」への道 その4

 はさみ.jpg録音は終了した。やがて自宅に仮に編集したCDが送られてきた。期待と不安。これを聴くには勇気を要した。なかなか良いな、と思ったところもあった。逆に不満足な箇所もあった。問題点を詳細に書き出したリストを作り、録音エンジニアのオリヴァーに送った。

「「故郷」への道 その4」 つづく

「故郷」への道 その3

マイク.jpg 確保した録音スケジュールまでの、残された時間は長くなかった。たいていは低すぎる調で書かれた曲を自分の声に合わせて移調するのにも時間がかかる。問題のある編曲に手を加える必要もあった。また日本語を解さない共演者や録音エンジニアのためにローマ字歌詞入りの楽譜も貼りあわせて作った。

「「故郷」への道 その3」 つづく

「故郷」への道 その2

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  ドイツ暮らしと、そこでの演奏活動も長くなった。仕事で歌う曲の歌詞はドイツ語をはじめとするヨーロッパの言葉で、私にとっては外国語だ。

  日本語で歌うこと、日本歌曲を取り上げることについては、関心はあったのだが、ヨーロッパのクラシック音楽の語法に首まで浸かっている私にとって、日本歌曲に取り組むことは気が重いことで、なかなか腰が上がらなかった。

「「故郷」への道 その2」 つづく

「故郷」への道 その1

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 もうずいぶん前、ドイツのハイデルベルクに居たころのことだが、何かのパーティの席上で「是非一曲!」と乞われて、日本の歌を歌ったことがあった。曲は杉山長谷夫作曲の「出船」である。 ピアノも無く、無伴奏で思い切り遅いテンポで、気持ちをこめて歌った。

  

 

今宵出船か お名残惜しや 

暗い波間に 雪が散る・・・

 

「「故郷」への道 その1」 つづく

さくらさくら

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 筆者の所属する放送局の合唱団のコンサートで日本の歌「さくらさくら」を独唱することになった(ドイツ、ケルン市にて)。

「さくらさくら」 つづく

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