2010年2月27日
「故郷」への道 その4
録音は終了した。やがて自宅に仮に編集したCDが送られてきた。期待と不安。これを聴くには勇気を要した。なかなか良いな、と思ったところもあった。逆に不満足な箇所もあった。問題点を詳細に書き出したリストを作り、録音エンジニアのオリヴァーに送った。
2010年2月23日
「故郷」への道 その3
確保した録音スケジュールまでの、残された時間は長くなかった。たいていは低すぎる調で書かれた曲を自分の声に合わせて移調するのにも時間がかかる。問題のある編曲に手を加える必要もあった。また日本語を解さない共演者や録音エンジニアのためにローマ字歌詞入りの楽譜も貼りあわせて作った。
2010年2月20日
「故郷」への道 その2
2010年2月18日
「故郷」への道 その1
もうずいぶん前、ドイツのハイデルベルクに居たころのことだが、何かのパーティの席上で「是非一曲!」と乞われて、日本の歌を歌ったことがあった。曲は
杉山長谷夫作曲の「出船」である。 ピアノも無く、無伴奏で思い切り遅いテンポで、気持ちをこめて歌った。
今宵出船か お名残惜しや
暗い波間に 雪が散る・・・
2010年2月15日
雪のカーニバル
ドイツは今カーニバルの季節だ。2月15日の「薔薇の月曜日」の仮装行列で最高潮を迎える。ケルン、デュッセルドルフなどの本場では街が殺人的混雑となる。一日前の今日は、旧市街から見てライン川を挟んだ反対の岸で、地元の小規模な仮装行列があり、雪のちらつく中で出かけた。