大寒の空 〈寒い寒い十日 その1〉

2017年1月22日

  一年で一番寒い時期を迎えています。昨日が大寒(だいかん)の入りでした。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA   鎌倉 浄智寺

 

    白々した空の上には  雪が溜まっているような。

    北国は大雪です。 中国地方も大雪です。

    そんな大寒の空の下、

 

寒梅7   白梅

   冬枯れの景色の中に、梅は早くも花の季節です。

 

if   白梅

   寒い時期といっても、生きている私たちに 毎日は淡々と続いています。

 

if   るりびたき

   青い鳥も 春を待っています。

 

if   るりびたき

 

   枯れ木が似合うモズ(百舌)も

if

“ ヨンダ?”

   寒いね 空を通る風が冷たい

青ゲラ   アオゲラ(緑啄木鳥)

“ コンコン キツツキ コンコンコン ”

 

   そして おなじみの台湾リスも

if

“ ヘヘ ”

IF

   何か いいもの あるのかな

“  チイサイ 木ノ実  トカ ネ  ”

 

   無心に毎日を生きているだけ なのが 清らかに思える

   寒の風の中

if   寒梅

 

if   寒梅

 

   紅い花も

if   寒梅

   そして、この猫さんは

浄智寺職員2

   お寺の境内で なにやら イソイソと動き回りながら

浄智寺職員1

   駐車場にいて

浄智寺職員3

   職員さんでしたか       “ ニャ ”

 

if

 

      寒梅          新島襄

庭上一寒梅
笑侵風雪開
不争又不力
自占百花魁

庭上の一寒梅
笑つて風雪を侵(をか)して開く
争はず 又た力(つと)めず
自(おのづか)ら百花の魁(さきがけ)を占(し)む

庭先の一本の梅の木、
風雪にまけず、笑うがごとく花開く。
人と競うのではなく、また気負うのでもなく
それでいて、おのづから多くの花の先頭に立っている。

 

    ひなたひたち

             “ オヒサマ アッタカイネ ”

 

   一間半の幅、床から天井までの高さの広いガラス戸なので、

   本しかない我が家の居間は  お日さまのお蔭で明るく暖かです。

   その居間のソファの  一番暖かい庭寄りの一席は猫シートです。

猫席

   赤いにゃんこ模様の敷物は  結婚して  今はこの家には住まない息子の置き土産。

   始めはみやの指定席でした。

    

“ 亀チャン マクラデ オヒルネ スルヨ ”

 

   いつのまにか、ひたちがアヒルチャンとくつろぐ場所になっています。

       ひなたひたち5

 

   こういうとき、みやは だいたい仙人の 勉強部屋の 炬燵にいるのです。

 

 

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