里山の紅葉〈冬のはじめの十日 その2〉

2016年12月11日

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  横浜も戸塚の里山

 

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  秋暮れて 冷えて行く空気に紅葉が冴えるこのごろです。

 

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   冷たく澄んだ空気

   光の中の草木がとりわけ清冽に鮮やかです。

  

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   この森の中にも

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             “ ヘヘ ”

      台湾リス君 本日もどんぐり採集中

 

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    ガマズミの実が真っ赤です

 

    木の枝の上で 脚で押さえたエゴの実をつついているのはヤマガラ

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        実を割って 芯の柔らかいところだけを食べます

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  さて、陽射しがありがたくなって来ると

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        きびしい みやが、ひたちと一緒に南側の窓近くに

 

  仙人の勉強部屋にそろそろ炬燵を出そうかと、前日炬燵布団を干して、               そのまま置いておいたら、いつの間にかふたりがその上に。

 

  もともと、この仏間のベランダに面した窓際はふたりの気に入りの場所です。

  外を見たいふたりが、障子に自由にズボズボ覗き穴を広げてしまうので、              下の桟二段分の紙を抜いて、素通しにしたのです。

  ここから見えるのは空と、概ね道を隔てたお向かいのお家のお二階ですが、             庭に来るスズメやハトや、シジュウカラが、時々空を過ぎります。

  いつもはその外の見える窓際の席を争うのですが、                        今日はなんと、気むずかしいみやが、先に居たひたちの傍に座って、                場所を共有しています。

  やはり、この日なたの暖かさが寛容にするのでしょうか。  

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              こんな位置。

         でも、振り返った途端に殴られました。

             “ × × …… ” 

             “ ソコニ イテモ イイケド、コッチ ミチャ  ダメ ”

 

   それでも、そばに居たがるひたち君。どんな気持ちなんでしょう。

   ちょっと同情してしまいます。

 

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冬の初めの十日